前回のダメな日の記事を書いた翌日にそれは起こりました。その日はダメな感じの日ではなく、むしろご機嫌な1日。
場所はキッチン。火にかける前のお水を張ったフタの開いた赤いお鍋。私の手からスルリと抜け落ちた電話。スローモーション。ぽっちゃん。
iPhone、水没。
まずはパニック。とりあえずは何も考えられず、本能のままにiPhoneをお鍋から救出して拭きます。この時に振ってしまったかもしれません（これ絶対しちゃダメだそうです）。
直前まで開いていた画面に映る1枚の写真と目が合いました。い、生きてる。焦ったものの、ちゃんと動くようです。なんか、もしかして私ってすごく運がよかったりするかもしれません。よかったー（涙）。
あれ、なんか、画面が薄くなったでしょうか。私の目が涙でかすんでいるのでしょうか。ん？画面が…白く…？あ、なんか、やっぱりやばいかもしれません。
電源は入り、パスコード入力画面がうっすら映るも、タッチパネルは一切反応しないため、起動できず。（よってバックアップが取れず！）完璧ヤバい。
「iphone 水没 復活」などのキーワードで検索するも、基本は運頼りで、出来ることは限られているようです。
1）電源を落とす。通常に落とせない時は「ホーム」と「電源」のボタンを同時に長押しで強制終了。
2）SIMカードを抜く。ピアスとかクリップとかの細く硬いものでギュッと押すと出てくる。
3）水分を徹底的に取る。ジャック部分などはティッシュペーパーなどをこよりのようにして水分を取る。
4）乾かしながら祈る。ティッシュでくるんだiPhoneと乾燥剤をジップロックに入れ、祈る。
ひとつ付け加えるとすれば、もし動くのであれば動いている間にバッキングアップしておいても良いかもしれません。日頃からiCloudやiTunesにバックアップを取ってる人ならそんな必要はないですけどね。はあ。←バックアップって何？なタイプの人。
ルーターの側とかほんのり暖かいところに置くといいらしい
翌日朝一でアップルストアに行くも、状況に変化はなく。天使のようなお姉さんに「交換ですね。データはなくなります。残念です。」と残念宣告を受ける。
「でも、通電するのであと3日ほどじっくり乾かしたら、もしかしたら動くかもしれません。いずれにしても長くは使えないと思うので交換の必要はありますが、動いたらその隙にバックアップを取ってください。じゃあ3日後のアポを取りましょう。私も祈ってます」と天使。なんとかなるかもしれない気分。天使、ありがとう。
今のところまだなんともなっておりません。今のところ。でも祈っていたらクリスマスプレゼントにサンタさんが私のデータを取り戻してくれるかもしれません。
メキシコ神に頼み中
ダメな日に起こるダメ押しのダメな出来事は、確かに心折れる切ない出来事ですが、ダメじゃない日にだってダメな出来事は起こるものなんだなと、ひとつ学んだような。バックアップはこまめに取ろうね、と学んだような。
メリークリスマス
