『上司と名乗る人…ですか?』頭がパニクった
今まで聞いた話の中で、たしかに上司の男性の話が何度か出た事があった。でも彼女は正社員雇用ではないし短期の契約で働いているはず、平日に休んでまで付いて来てくれる関係?そんな話があるのか?

 『お名刺はいただきましたか?』と聞くと
 『とりあえず〇〇会社ですか?と聞いたら、そうですと言ってましたよ、でもね私にはその方に興味が無いので名刺まで貰う必要性も無かったんで』との返事

 『財産の…、お金の話をするのに、弁護士ならともかく、関係無い人の目の前で金額出して話をしたんですか?』と聞けば、『はい、そうでした』と

 『確かに、その方は話を始める前に《私が聞いてはいけない話があるかと思います。その時は退室して外で待ってますので》と言ったので毒妹サンに確認したら一緒に聞いて欲しいと言うので、そのまま進めました』と話した

 『私?って言いました?彼女の上司は男性だと聞いていますが』と言うと『女性でしたよ、見た感じでは〇〇会社にお勤めされてる感じには見えませんでしたが人は見た目で判断してはいけませんから、その方が彼女の上司だと名乗ってるんだからそうなんでしょう』と


 ボクの経験には無い話が出てきてパニクった
もしかしたら、身内の誰かかもしれない…と考えた。身内ならまだしも、友達や知人の前で話すことなんか?確かに一人で行くのが怖いのは理解できるけど、今まで一人で弁護士とやりとりしてるんだし、付いて来る方もどうなんだ?と思った。ボクがその立場なら入り口まで一緒に行って外で待ってるからと背中を推すぐらいしかやらない

 だって、大切な友達の財産状況を知って、もしもその後に泥棒に入られたとか、詐欺に遭ったとか聞いたら疑われるかもしれない…、大切な人を失うトラブルになるかもしれないのだ

 一人で交渉するのが不安なら、弁護士を頼めば良いじゃないか?親から貰った金があるんだから、大切な友達?知人?上司?人を巻き込んでまでケチる必要があるのか?と思った



 弁護士には、これ以上自分の気持ちを話しても伝わらないのは解っているので

 『毒妹に親身になってくれる、頼れる人が居たんだと知ってホッとしました。ありがとうございました』と言って電話を切った



 このことについては、誰か同行したのかは判らないのだが、毒妹らしい行動だなぁ…と思った。今頃は念書にサインさせたボクを悪者にして喋りまくってるんだろうなぁ…と予測する

 同行した人が良い人であれば、この先は彼女のために親身になってくれる人になっていくであろう。そんな存在が居るのは良かったと思っている




 ボクは、これで毒妹から解放されるんだ
彼女がこの先どうなるか、それは知りたくも無い
でも不幸になって欲しいとは思わない、幸せになって欲しいとも思わない、関係の無い人だと考えるようにしていきたいと思っている

 ボクなら大切な人に相談はするけど、付いて来てくれとは言わない。巻き込みたくないから…