前日の晴天から、梅雨らしい曇天となった6月30日
本郷中学校を会場に、第4支部の代表決定戦が行われました。
第1試合 駿台学園中 2-0 城北中
第2試合 東京朝鮮中 3-1 赤塚第三中
第3試合 東京成徳中 2-1 日大豊山中
第4試合 本郷中 対 淑徳中
総体の代表決定戦らしい、締まった好ゲームが続きました。
そして終了のホイッスルとともに溢れる感情。夏を実感する時間となりました。
そんな中、本郷中は第4試合に板橋区2位の私立淑徳中学校さんとの試合に挑みました。
良い緊張感なのか、それを超えるしんどい緊張感なのか。独特の緊張感。
前日のゲームを見ても、淑徳中さんはオーソドックスに頑張れるチーム。
指導者の先輩達が言った「夏は真面目なチームが勝つんだよ」という言葉が刺さるチーム。
試合前のミーティングでも、これまで積み上げてきたものをひたむきに出そう。と。
試合開始から、本郷中がボールを握る展開ではあるものの膠着。
やりたいことで言えば、本郷中が3~4割、淑徳中さんが8割?くらいなのかなーと。
ボールは握っているものの、ゴールに迫れない。淑徳さんは耐えられる。
そんな展開が続きました。
ミドルブロックに対してどう立ち向かうのか。
これまでのゲームでも経験はしてきているものの、目の前に夢中になってしまう。
たまーにうまくいきそうになる時があるのでまたやりたくなってしまう。
仕方ないか…仕方ないけど、何か変えられるチームを目指して欲しいなぁ。
セットプレイではゴールに迫れるものの、流れの中ではまだまだ遠い。
そして、膠着のまま前半終わりのラストプレイ
単純な攻撃を淡白に逃げてくれたことで得たコーナーキック。
良いボールをしっかりとヘディングでたたき先制に成功。と同時に前半が終了しました。
これ以上無いタイミングでの先制点。こだわってきたヘディングで。
ハーフタイム。経過は1-0だけど、内容が良くないぞと。
試合前のミーティングで言ったことをもう一回整理します。
目的は何か。どう前進したいのか、出来るのか。
後半に入ると、前半よりも積極的に前に出る淑徳中さん。
勢いに圧されるシーンもありますが、徐々に整理し、前進するシーンも。
前半よりは良い展開。ポストを叩くシーンも出てくるなど、流れの中で迫ります。
そして後半10分頃に待望の追加点。
良いパスカットから、しっかりとサイドを突破し、クロスを押し込む形で。
アシストの前の部分の質が大切なことを理解したいゴールシーン。
その後、飲水タイム前に素晴らしいフリーキックで追加点。
飲水タイム後はしっかりとゲームをコントロールしつつ、そのままタイムアップ。
3-0で勝利し、夏の総体・選手権の都大会進出を掴み取りました。
強豪チームへの最初の挑戦権をやっと掴むことが出来ました。
新人戦から春・Tの前期にかけて、内容は良くても勝ち切れないゲームが続きました。
最近は、内容はいまいちだけど、勝ち切れるゲームが増えてきました。
もちろん、内容も良くて、勝てるゲームが良いに決まっています。
内容は悪くても勝ち切ることの難しさを知っているだけに、勝てれば良しのタイミング。
強く想い、本気で目指し始めたかな…。ちょっと遅いけどww
夏の総体の都までの道のりは、
豊島区グループリーグ① 対 学習院中さん(4-0)
豊島区グループリーグ② 対 巣鴨中さん(3-0)
豊島区グループリーグ④ 対 千登世橋中さん(22-0)
豊島区決勝トーナメント① 対 城西大城西中さん(9-0)
豊島区準決勝 対 立教池袋中さん(1-0)
豊島区決勝 対 学習院中さん(4-0)
支部大会1回戦 対 赤羽岩淵中さん(6-0)
支部大会代表決定戦 対 淑徳中さん(3-0)
このような結果でした。無失点で都大会にたどり着いたのは立派。
ヘディングやチャレカバをとにかくこだわってきたこの1年間の成果。
ここからは、もっともっと強力な選手と対峙することに。
その中で、一人ではなくチームで戦うことを体現して欲しいものです。
まずは都大会出場おめでとう!
さ。今週末から期末試験!勉強もサッカー以上に頑張ろう―ww