画像とタイトルはweibo@蓮花楼官博からお借りしてます

 

追いついた!!!(日付だけは…)

四顧門復活ヽ(^o^)丿なのですが…

(っ◞‸◟c)門主があれでは先が思いやられます。

そして李蓮花、方多病、笛飛声のトリオが再び江湖に復活!!!

 

 

#19 名誉の行方

 

閻王尋命が受け取ったのは偽の決闘状だった。

単狐刀の死には疑問が多い。だから獅魂に検死させた」(←おやや? 飛声君、確か無顔を呼び出して、検死したのは誰か聞き出してましたよね?)

「金鴛盟と四顧門の争いを仕向け壊滅に追い込んだ者がなお暗躍している。糸を引くのは誰だ? 師兄の死が謎を解く鍵かも知れない」蓮花が云えば…

「解明するまで死ねぬな」飛声が返す。

「忘川花を服用し、以前の力で戦え。さすればどんな手伝いもする」と。

 

戦う気のない蓮花が、話しの矛先を変える。

 

 

「金鴛盟は一体何をした?!」

 

 

「お前が一品墳から奪った木箱は、南胤公主の嫁入り道具だ。知らぬのか」

観音垂涙が目的だ。木箱は知らぬ」

一品墳へと向かったのは、角麗譙から地図をもらったからだ。10年前、霹靂堂から雷火弾を買ったのも南胤人で、それを使って四顧門と金鴛盟を爆破した。

笛盟主として知っているのはそこまでだ。

「では、角麗譙が南胤人だと知っていたか?」

寝耳に水といった表情から蓮花は察する。飛声は南胤と関与していない、と。

 

こちらは…

 

 

傍にいたら迷惑だと云われ、もの凄く腹を立てたのは、蓮花という存在が大きかったからだ。その男に…

 

 

自然とわだかまりが解け、許してやる発言まで飛び出して…

 

 

一方、百川院の大院主紀漢仏から四顧門の復活を示唆され、門主の打診を受けていた肖紫衿は、未だ李相夷の存在が忘れられない喬婉娩の態度から、相夷に対抗心を燃やし、依頼を引き受ける。

 

 

多くの侠客たちがその知らせに沸き立つなか、無論この男も…

雲呑の列に並んでいた蓮花を引っぱって、意気揚々と参上。

 

 

 

 

百川院は万聖道に取って代わられる、という明珠の言葉を思い出したのか…

 

 

話しの焦点が、金鴛盟の笛盟主を倒す事へと向かい…

 

 

見かねた蓮花は、今は静観すべきだと述べるも、肖門主は聞く耳をもたず、そして気付くのだ。椅子に腰を下ろした蓮花が裾を払う仕草が、李相夷の癖と同じことに。喬婉娩に揚州慢の気が流れていることを密かに確かめると、彼女の名を騙り蓮花相夷の墓へと呼び出して…

 

「何故婉娩を信じてやらない?」

うわごとに相夷の名を呼ぶ想い人を、彼は信じられないのだ。だから蓮花にむかってここから飛び降りろと云う。それが叶わないとなるといきなり剣を向けてくる。

 

 

駆けつけた喬婉娩蓮花はウソで納得させ、ひとりその場を後にする。

 

 

自分の所為で10年という歳月を苦しんできたふたりに、嘘偽りなく幸せになって欲しい…

そんな蓮花を待っていたのは…

 

 

多病が用意した豪華な食事だ。

何故山を下りた。四顧門で要職に就くのかと思った。という蓮花に…

「あれが四顧門なものか! 仇討ち連盟とでもいうべきだ」

 

多病はわかっていた。金鴛盟の根絶を口実に主要門派は力比べ。弱小門派など捨ておきで、昔の四顧門とは主旨が異なることを。

李相夷と四顧門は、今や空虚な旗印でしかない」

李相夷は聖人ではない」

「それでも相夷の生き方は誇り高い。気骨があるからだ」

傲慢なのは武林のためを思ってこそ。そう語る多病に、蓮花は胸をうたれる。

遅れてやってきた相夷の理解者が、目の前の方多病なのだ。

彼が江湖で生きる決意は固い。だから…

「一区切りつけよう。さあ、新たな友に乾杯」

 

 

 

「最高の友だ」

 

ならば、と多病が打ち明ける。単狐刀は実の父だと。

そして蓮花も、単狐刀の死は、金鴛盟の三王が手を下したのではなく、大きな陰謀を企む黒幕が背後にいることを告げる。それは玉城一品墳元宝山荘とも繋がっていて、氷片も何らかの意味を持っている、と。

 

多病は実母の部屋でその絵を見た話しをする。

氷片は何かの鍵で、誰かがそれを開けるために集めているのだ。

 

 

金鴛盟に裏切り者がいる。

時同じくして飛声角麗譙の出自にふれ、彼女を問い詰めていた。

 

 

 

またもやあくどい策を巡らせるのだった。

 

 

蓮花楼に勢いよく多病が飛び込んでくる。単狐刀には四虎銀槍という四人の側近がいて、そのひとり、劉如京が近くの豊州 馬家堡にいるという。

肖門主とは仲が悪いので、婚儀には出ないだろう。李蓮花、どうして天下一の美女に好かれる?」 多病がいらぬ詮索を始め…

喬婉娩肖紫衿の婚姻は道義にもとる、だの、もし奪いたいなら協力する、だの…

 

 

李相夷が最良の伴侶とは限らぬ。(劉如京に会いに)行くぞ、支度しろ」

 

 

#20 点を結ぶ線

 

雷火弾を買う元手はすべて万聖道経由。そして忘川花の糸口も探しているらしい。

しかし、既に角麗譙の罠が発動していて…

 

 

飛声自ら封磬角麗譙の密会の場に乗り込むも、香炉に仕込んだ無心槐と、第三の男から注がれたそれで打撃を受け…

 

 

 

蓮花多病劉如京に会いに行くも、彼は死人の商を始めたと告げられる。

その場所を訪ねると…なんと笛飛声の姿が!!!

 

 

しかも完全に記憶を失っている。劉如京が浜で拾ってきたらしく、多病が百川院の名を口にした途端、出ていけ、とひと言。

すったもんだの末一万両を(多病が)支払い、気を失った飛声を蓮花楼に連れて帰るが…彼の体内には無心槐があるという。

「何故武芸が使える?」と多病

「労宮穴を突いて真気を外に出し、無心槐の臓物への侵入を止め、内功で経脈を逆流させ、百会穴に誘導した。笛飛声でなければ到底できぬ荒技だな」

 

百川院に送り牢に入れるべき、と激昂する多病に…

救う理由は、黒幕をあぶり出す糸口を掴むため。何故なら、単狐刀の屍には無心槐の切れ端が付着していたからだ、と打ち明ける。

 

 

その黒幕は単狐刀を餌に大戦を起こし、四顧門は崩壊、金鴛盟も酷い被害を受けた。裏切り者が外部の者と共謀し、計った結果だ。

 

なんとか多病を納得させると、今度は笛飛声の番だ。

 

手の平に書かれていたのは “李蓮花を探せ” という文字。まずは自分がその李蓮花で主だと知らしめると…「お前の名前は阿飛。百川院の間者だ」から始まって、少しの真実とたくさんの嘘を織り交ぜて話しを脚色する。それでも「殺めた記憶しか無い」と飛声は信じようとしない。

だから自分の内功を確かめさせた。お前は主の私を救おうとしたのだと。

 

 

当然、解毒できない毒に冒されていることも知られるが…

それよりも事件を探り、その対価で一万両の貸しを返してもらう。返し終えたら出ていっても構わない、と蓮花

主(あるじ)という単語がどうしても口に出来ないらしいが、大したことではない。大したことは…

 

 

阿飛多病の肉の取り合いだ。

 

 

むくれた多病が席を離れると、蓮花が咳き込んだ。毒のことは、と聞く阿飛に

 

 

今現在の阿飛には、嘘と真実の見極めは不可能。だが「お前に生きて欲しい」のひと言は、本能で感じ取ったこの男なりの真実なのだ。

 

 

翌日、再度劉如京を訪ね、10年前何が起きたのかを聞き出そうとするが、四顧門や百川院への不信感で取りつく島もない。こうなったら、と多病単狐刀の息子だと明かす。すると引き出しから一枚の紙を取り出して…

 

 

当時のことを語りはじめる。

 

 

十年前、単狐刀に密かに呼び出され、秘密を打ち明けられたのだ。

 

金鴛盟が百年前に滅んだはずの南胤の復刻を指示し、中原には南胤からやって来た四人の豪商が潜んでいる。亡国から無数の財貨と四つの宝を持ち出して、その中には中原を滅ぼす力のある物も存在する、と。

単狐刀は彼等四人の子孫を探そうとしていた。その四人のうち、唯一覚えていたのが渡された紙に書かれている南胤の名前。

 

一品墳に行けといわれたのでは?」蓮花が訊く。

「何故わかった?」

そこには、南胤最後の公主が眠っているからだ。

場所が判明するも奇門の陣が施され、単狐刀はついぞ一品墳に入れなかったそう。

 

押し並べて鑑みると、一品墳から消えた箱の中身こそが、南胤の子孫が求める武林と朝廷を倒す秘策なのだ。つまり、観音垂涙は、笛飛声一品墳を開かせる餌だった、ということだ。

 

蓮花楼に戻り、豪商の名が記された紙を手に…

 

 

空で文字を描いていると、料理持参で蘇小慵が現れた。

 

 

 

書かれている名は金半山。元宝山荘金満堂の祖先にあたる人物。

こうして(金満堂の養女)芷楡を伴って訪れた半山居だったが…

 

 

枯れた大木は金半山の位牌で…

 

 

左手に無心槐、右手に修羅草を持つ、南胤の邪心燧弇

「汝の躯を燃やし…」蓮花の後を蘇小慵が続ける。「汝の魂を駆り、我燧弇を祭れ。業火天を焚く」

 

金満堂の氷片と同じ句だ。天地を滅ぼすのは、おそらく邪神の頭上にある火。それこそが南胤三大秘術の筆頭、業虫火

 

業虫火…それは万蠱の王で邪術の筆頭。そして業虫火が収められているのが、四つの天氷を鍵として開く羅魔鼎

中原に来た四人の豪商が、ひとり1つずつ、その天氷を持っているのだ。

 

「残りの三人は我らで探す」と李蓮花

 

 

だが、一体どうやって調べればいいのか?

その鍵は(金満堂が毎年訪れていたという)玉楼春という人物が開く漫山紅にあるらしい。

 

 

巷から、李相夷のよろしくない風評が聞こえてくる。

石水は四顧門がなんとかしなければ、と肖門主を訪ね…

 

 

 

それは、肖紫衿が故意に流したもの。それに気付いた喬婉娩が彼に詰問をした。

 

 

#19、#20の感想

蓮花楼で旅をしながら解決してきた事件が、いよいよ線で結ばれてきました。

トリオ復活は喜ばしいけど、四顧門復興??? 門主に肖紫衿???? 

劉如京がグチったように、元四顧門の幹部達、あまり出来がよろしくないのではないかと…

 

自己満ですが、水曜日中にアップしたいので、感想はここまでにε=ε=ε=