蘇小慵の祖父、蘇文才は偏屈な放浪の老人(←方多病の弁)ですが、彼の著書 “万人冊” には、江湖における昨今の強者の名が記されているそうで…
ドラマ#5で笛飛声の護衛、無顔が発言してました。
1位は東瀛 浮屠三聖、2位は御賜天龍 楊昀春、3位に血域 無戒魔僧。
この番付には李相夷の名も笛飛声の名もありません。ふたりは東海の戦いで傷を負い、江湖から消えて10年もたっていたのですからね。
思い起こせば去年の夏、iQIYIで『蓮花楼』の配信が始まって、あっという間に日本語魔訳が消えちゃったという…(ノД`)
それでも、英語字幕と中国字幕と切り換えつつ、なんとか最終回を見終えた後、理解不能な箇所を埋めるべく、あちこちネットを見まくっていたところ…
“万人冊”というキーワードでひっかかった記事に、江湖トップ10の内容が書かれていて、翻訳ソフトの魔訳と戦った記憶がフツフツと。
そこにはネタバレ的要素がたんまりと入っているので、今回は納得と思われるベスト3を、公式weiboから拾わせて頂いた画像を+αしてお届けしようかと。
題して《蓮花楼 江湖的強者ベスト3》です。
🌟NO.3 “多愁公子”方多病 👏👏👏
李相夷に次ぐ若さでのランキング入り(しかもベスト3)
戸部尚書(財務関連の行政を司掌する長官)を父に、天機堂堂主を母に持つ、いわゆる名家のお坊ちゃまですが、実の両親は四顧門の副門主だった単狐刀と天機堂堂主の妹だったという隠された事実が。
生まれたときから病弱体質で、逆さの意味の“多病”という名をつけられちゃって、その所為で家で過ごす時間が長かったこともあり、琴、将棋、書道、絵画への造詣がやたらと深いようです。
公主との婚姻を賜ったにもかかわらず、江湖への憧れから家僕ふたりを連れて家出。名前を “健康” と偽って素性を隠し、百川院で3回目となる刑探の試験を受け、なんだかんだで見習いに(17話で正式に百川院の刑探に)
江湖デビュー当時は未熟だった武功値も、後に李蓮花から「楊州慢」「相夷太剣」を受け継いで大幅に向上しました。
(⚠️少しネタバレ)王宮の乱で、ランキング1位の東瀛 浮屠三聖と対峙して倒しています。最終回、蓮花が飛声と多病に宛てた文には、多病が自分の剣術を受け継いでいる、今後飛声と戦えるのは彼だけだろう、と記されていました。
以上 “《莲花楼》!江湖十大高手排名,都有谁上榜?” からの抜粋と意訳
では、weiboのアルバムで見つけた “江湖万人冊” はどうかというと…
副業の欄に干飯塔子との記載が。これって旅する際の携帯食のことでしょうか?
(わかる方がいらしたらご教授プリーズ!)
食事と探偵が趣味で、知力の項目は星三つ。
武芸においては、教えられたことを天井知らずに蓄積できるらしく…ってことは、伸びしろ無限大?
江湖で勧善懲悪に励みたいという切望があって、“一緒に江湖を旅しよう” と何度も蓮花誘うんだけど…
🌟NO.2 金鸳盟盟主・笛飛声👏👏👏👏
やっぱりNO.2はこの方でした。
骸の山と血の海…子供の頃居た場所の記憶をこう語っていた笛飛声。
幼い頃引き取られた笛家では蛊虫を入れられて、殺人兵士として育てられます。
笛家から離脱した後は、取りつかれたように武術の腕を磨き、より高いランクの武術家を探しては戦いを挑んできたのだとか。
10年前、当時自分と同じ天下第一(ランク1位)の李相夷と東海で戦い、半手勝ちをおさめるも、その時相夷はすでに “碧茶之毒” に犯されていました。飛声自身も重症を負い、江湖の表舞台から消えていたのです。
そして10年後、6割まで復活した力を10に戻すため、一品墳に収められていた秘薬 “観音垂涙” を服用するも、李蓮花に先手をうたれ『南胤三大秘術』のひとつ、修羅草(の種)を注入され経脈を立たれてしまいます。それを解く約束で蓮花達と旅をすることに。
その後の話しは⚠️ネタバレしちゃうので割愛。結果として蓮花の揚州慢の力を借りて、念願だった第八層を突破した、とだけm(__)m
以上 “《莲花楼》!江湖十大高手排名,都有谁上榜?” からの抜粋と意訳+加筆
では、weiboのアルバムで見つけた “江湖万人冊” はどうかというと…
もうね〜李相夷で埋まってますから(爆)
蓮花=相夷だと見抜き、壁茶の毒を解毒しようとあれやこれや。
金鴛盟盟主、どんだけ相夷にこだわりがあるのかしら(毒を盛るよう指示したのが角麗譙ってのもあるかもですが…)
すべては相夷と再び戦い完全勝利して、だたひとりの天下第一になりたいから…だけなのかな???
多分、李相夷のことも李蓮花のことも、阿飛ったらスッゴく好きなんだと思うJ であります。
武術頭だけど、金鴛盟盟主&賢さの片鱗が彼方此方に感じられての星五つ!
🌟NO.1 游医 李蓮花(李相夷)👏👏👏👏👏
NO.1はこの方を置いて他にいませんよね。でもなんで相夷ではなくて蓮花?
残り少ない内功でも、肝心なときに現れて、敵を蹴散らします!
そして、身を削ってまで揚州慢を使い命を助ける大侠客なんです!!
誰も追いつけない軽功 “婆娑步”、純粋な陽の気を持つ “揚州慢”、天下に名を轟かせる “相夷太剣” (表記はありませんが “游竜踏雪”、“小楼昨夜又東風”、 “明月沈西海” という必殺技も♥️)
15歳で血藩天魔を倒して天下第一になり、17歳で四顧門を設立。20歳で武林を統一して伝説に。で、その年東海の戦いで行方不明。それから10年後…という設定だと記事には書かれていますが、疑問がひとつ出てきちゃった。
ドラマ#21で喬婉娩が、14年前剣魔(記事では血域天魔)に相夷との対決を一年待って欲しいという頼み事をしたと語り、蓮花もその猶予で剣術を完成させ、一年後に天下第一になったと話してました。
20歳で武林を統一したとなると、相夷婉娩が天魔に頼み事をしたのは16年前ではないかと。でも、どの字幕で見ても14年前なのよね。
気になるので中国版wikiを開いたところ、二十歳で武林統一っていう一文ナッシング。謎だわ…
(ご存じの方がいらしたら、是非教えてくださいまし)
東海の大戦前に盛られた壁茶の毒により、10年後、彼の武功も内功も僅かに残るだけとなるも、笑傲江湖(江湖のしがらみを笑い飛ばす)と生きてきた蓮花なのであります。
⚠️この後は完全なネタバレになるので割愛させてください。
以上 “《莲花楼》!江湖十大高手排名,都有谁上榜?” からの抜粋と意訳+加筆+疑問
では、weiboのアルバムで見つけた “江湖万人冊” はどうかというと…
副業の見習いシェフ(努力中)に吹きました!!!
花を愛で料理をして、犬を飼う生活を愛おしんできたみたいですね。
武功の欄には口が達者っぽい表記も(嘘で丸め込むときは早口で声裏返しながら喋ってますからね)
昔は今の自分を知り得なかったし、今はコレも悪くないと思う自分がいる…らしく、知力は相夷の時よりも星ひとつアップしたもようです。
何はともあれ、10年後も軽功 “婆娑步” は健在だし、内功は1割未満(?)でもある程度の武功は使えるみたいだし、何よりも、ピンチになると素早く逃げる(=速走)のが上手いこと上手いこと💨💨💨
原作未読(というか中国語読めません💦)なので、微妙にアレレな記載もあるかと思われますが、最終話の放送(配信)が終わったら、別記事で “万人冊” 江湖強者ベスト10を完成させるのが楽しみ〜♥️
#21&#22、好いシーン、好いセリフもあるんだけど、門主となった肖紫衿&喬婉娩とか、玉桜春の事件とか🌀🌀🌀で…