一気に16話までUPしようかと画策したのですが、画像多すぎちゃって⚠️

#16で蓮花宙を舞い、あざとい敵をやっつけるシーンもあるので、これまた画像が山盛り一杯だしε=ε=ε=

 

 

 

#14 密室の扉

 

笛飛声から罡気を注入されてしまった方多病に…

「(蘇州慢を)修練しろ。話さず安静にすることだ」そう念押しする李蓮花

しかしこれは、取りあえずの処置に過ぎない。

罡気を解くための策は、ある所からある物を借用すること!!!

 

翌朝、蓮花は “ある物” を所有する元宝山荘の主・金満堂が、名医を探しているとの告知を目にし…

 

 

蓮花楼に戻ると…

 

 

 

しかし、次の目的地を告げた途端、多病が首を横に振る。

そこは、家出してきた天機山荘にあまりにも近い、連れ戻されるのはごめんだ…ということらしい。

 

 

「捕まったらまた逃げればいい」そう、命あっての物種だ。

 

一方…

 

 

聖女・角麗譙が配下の血婆に不安を吐露していた。

 

笛飛声が10年前の出来事を調べ始めている。

秘密裏に万聖道という名の幇と組んで、雷火弾を使ったことを知られたら…

 

「武林をまるごと差し出せばいい」

その為に、この10年の間あちこちに密偵を放ってきたのだ。

 

羅魔鼎は既にある。

 

 

次は4つの天氷を探しだし、鼎を作動させ業火虫を得るのだ。

麗譙血婆に命を下す。「雪公に文を送り、彼奴の主と会う段取りを」

 

 

素顔を隠した封磬の主。手を組んで10年になる。

求める天氷の一つ目は元宝山荘の主・金満堂の元にあり、既に算段はつけてある、と角麗譙

笛飛声の言葉を借りるなら、10年前の戦いで漁夫の利を得たのは、恐らくこのふたりなのだろう。


そして、多病の治療開始のため、蓮花たちが目指すのは…

 

 

 

 

そこに集っていたのは…

 

 

一癖も二癖もありそうな面々。

壮主金満堂は、門外不出の家宝を渡さなければ命はない、そう脅されているらしく、よしんば事が起きても名医さえいれば…という腹づもりだ。

 

さらには驚くべき人物もやって来て…

 

 

明珠玉城で罪を犯し、投獄されたはずなのに…

朝廷の重臣を祖父に持ち、その権力に物を言わせたのだろう。

彼は蓮花多病に恨み骨髄で、ここぞとばかりに誹謗中傷。

「失礼する。方多病天機山荘の仕掛けを使う機会がなくて残念だったな」と蓮花。機転を利かせた言いまわしに、金満堂が食い付いた。

泊藍人頭と己の身を守るため、天機山荘の仕掛けを逃す手はない、と。

 

 

その翌朝、千鈴陣が作動していたにもかかわらず、部屋から金満堂の姿が消えていた。部屋を検めていた蓮花がある物を拾い上げる。

 

 

隠し部屋があったのだ。

いわゆる密室には金満堂ともうひとり、金羚剣の使い手・董羚の死体があり、家宝・泊藍人頭は消えていた。

 

ふたりで殺し合った、と明珠がありきたりの推論を述べると…

宗政指揮使は小黠にして大愚だな」と蓮花

すると多病が「わかりやすく言い直してやる、大馬鹿者め! 密室なら前例があるだろう」と玉城の例を持ち出して意趣返しヽ(^o^)丿

 

蓮花がこだわったのは…

 

 

殺しは第三者の仕業で、犯人も泊藍人頭も、未だ屋敷を出ていない、ということ。

 

 

#15 香りの記憶

 

またもや事件に巻きこまれたふたりだったが、蓮花はといえば…

 

 

経絡を刺激しあらゆる病を治せる、という無相金針を贈られて、多病は面白くない。

「わたしならその十倍価値のあるものを贈れるぞ」←子供発言

 

事件を見直そうと揃って金満堂の私室に足を運んだが…

 

 

 

「木の香り…」関河夢の言葉に記憶が蘇る。

 

 

 

事件の鍵は金満堂の養女にある。

逃げだそうとした彼女は、養女とは名ばかりで、数日おきに迷香を焚く部屋で血を採られていたと告白。

しかし、明珠率いる監察司に芷楡が囚われてしまい、挙げ句蓮花多病元宝山荘から閉め出されてしまった。

 

 

あと2日も経てば罡気は解けても武芸を失う…泊藍人頭が(どうしても)必要だ。

 

そんな折…

 

 

山荘の様子を伝え始めるのだが、蓮花が協力を求めるも、色よい返事は返ってこず…

ならば、と茶を注ぎつつ…

 

 

知力で相手をまるめこむ、蓮花の面目躍如だ。

…されど敵も然る者。男装と知り驚く多病を尻目に、蓮花に自身の想いを告白。

 

 

…とまあ一悶着あったものの、彼女の協力の下、事件は新たな局面を向かえることとなる。

 

芷楡を付け狙う黒装束を罠にはめ、正体が簡凌瀟であることを確認したふたりのこの笑顔。

 

 

金満堂が樹人症だったこと、その病は遺伝すること、壮主には腹違いの兄妹が多数おり、妻もそのひとりで同じ病で亡くなったこと、さらには息子も発病したこと等々、簡凌瀟から情報を得る。隠し部屋で死んでいた董羚も、樹人症に犯されていた。

おそらく、金満堂と血のつながりがあるのだ。

 

殿、ひとつ頼まれてくれ」

 

 

事件のあらましが見えてくる。

 

一同急ぎ山荘に戻ったところ、伝えられたのは犯人と目星をつけた家宰・金常方の自害だった。

 

 

隠し部屋に囚われていた董羚を生かし、壮主と彼を、死に追いやった人物。

だがその目的は?

 

蓮花が故人の袖をめくる。彼もまた樹人病に苦しみ、泊藍人頭を欲していたのだ。

金満堂の死でそれを手に入れたのなら、自殺はどうにも不自然だ。

それに、肝心のお宝はいったい何処に?

 

 

オマケ(?)と#14、#15の感想

 

 

14話15話と、もうこのふたりがかわいすぎます(爆)

 

 

 

1:霊山道場には薬魔の配下辛雷が潜伏

2:崑崙玉城には金鴛盟十二鳳のひとり城主玉紅燭とあともう一名

3:朴鋤山にある一品墳には観音垂涙を手に入れるため潜んでいた笛飛声丁元子

4:采蓮壮には単狐刀の検死をした獅魂の行方を追ってやってきた

 

李蓮花ですが(方多病と笛飛声も)采蓮壮単狐刀の亡骸を見つけるまでは、金鴛盟の影を追うように旅を続けてきました。

 

5:元宝山荘には多病の罡気を解くお宝、泊藍人頭を求めて訪れる

 

必要に迫られて向かった元宝山荘にも、金鴛盟の関係者(聖女・角麗譙の配下)が潜んでいるんです。さて、それは一体どこのどいつよ?!?!