昨日の『蓮花楼』#15、#16ご覧になりましたか?

更新が放送(配信)に追いついてゆかなくて(^_^;

で、2話分まとめてアップです💪

 

 

#11 池に咲く蓮花

 

11話は多病vs飛声(時には蓮花も)という図式が描かれていて、それぞれの思惑が見え隠れしちゃいます。そして事件解明の鍵は石榴裙と蓮池に…

 

 

6本指の持ち主獅魂の痕跡を求め、采蓮壮に留まることを選択した蓮花多病飛声の三名は、10年前に亡くなった壮主郭乾の最初の後妻、許荷月の部屋で、獅魂が描いた2枚の絵を発見する。

 

その場で力量を発揮したのは多病

筆遣いから2枚の絵は同じ作者、使われている宣紙(書画用の上質紙)を漉いたメーカーまで見立てると、10年前に流行ったが、墨のなじみが悪くその後は廃れたことから、2枚は同時期に描かれたもので、紙の別名は“五月金宣”だから、描かれたのは10年前の五月頃、という推定まで成り立たせてしまう。

 

 

獅魂は三日ばかりの滞在でつい忘れていた、と壮主は言いつくろうが、どうにもアヤシい。

 

そして、蓮花飛声の話題は自ずと10年前に遡り、獅魂の武芸は大したことがないだの、彼を追ったのが千影無踪とか…

 

 

金鴛盟が負けた後、中原の武林では残党を討伐、中でも激しく追った組織が千影無踪だの…

 

 

そう、10年前、多病はほんの子供だったのだ。

 

聞き込みを兼ねた市井、翠花楼での昼餉で、3人は采蓮壮にまつわる情報を仕入れると、その夜…蓮花飛声の部屋を訪れる。

獅魂飛声の配下だった男だ。

 

獅魂は必ず検視録を残す。単狐刀を探すなら、その検視録を探せ」と飛声

さらに、「かつての英雄が凡人で満足か」そう厭味を言うと…

「英雄気取りが私の弱点だと、お前も云った。だから諦めた」

 

 

多病を面倒な奴、と言い逃れる蓮花に、笛飛声は…

李相夷、逃れようとするなら、お前の新しい弱点を突くまで(と思ったかどうかは?)

 

 

蓮花にとって、方多病という存在は特別なのだろう。どのみち、単狐刀の亡骸を見つけてしまえば、生きる意欲も無くしてしまう。だからこその挑発だ。

 

その多病だが…

 

 

蓮花を案じて、立ち聞きを試みるが…

 

 

人骨を背負った郭坤に不意を突かれ…

 

 

この男の登場で、あることが動き出し…

3人の花嫁が纏った衣装、石榴裙を改めようということに。

 

花嫁の支度部屋なのに、そこは鏡のない部屋。

公平を期した勝負に負けた蓮花が衣装を身に纏い、庭に置かれた鏡岩に近づけば…

 

 

再び表れたのは郭坤

さすがの蓮花も予期できず、地面を転がりながら水中に。

 


鏡のない部屋、巧妙に配された庭石、重く動きのとれない石榴裙、気のふれた郭坤の登場…

おかしい。獅魂はどう関わっていたのか? 彼の行方は? 

 

 

おそらくは蓮塚に秘密があるのだ。

金鴛盟には血域を用いた秘術があることを(多病以外は)知っている。

 

 

今一度、蓮池を調べなければならない。

 

蓮塚の下には屍香花塚の存在が。

それは獅魂だけが知る手法だった。


隠された秘密が明らかになるものの、ひとり蚊帳の外に置かれた多病は…

「何故そんなに金鴛盟に詳しい?!」

そう飛声に詰め寄って…

 

 

ふたりの似顔絵を描くと、笛飛声の1枚だけを、天機山荘へと送るのだった。

 

 

#12 恩讐の精算

 

この回、ついに探し続けた師兄の亡骸を探し当てるんです。しかしながら、10年という歳月をかけて張り巡らされた陰謀を、蓮花は知る由もなく…

 

 

翌朝、蓮花飛声郭坤の部屋を訪れる。最初の事件を再現すると、彼が繰り出す拳には力がなく、その技は未完成の八卦形意掌で、兄郭乾のものまね。

ふたりは郭坤の奇妙な言動の真の意味を知るに至った。

 

一方、事件から手を引いたはずの多病だが…

蓮花阿飛(=飛声)が気になって仕方ない。

 

 

間違って煎じた薬滓から、こちらも事件のあらましに気付き始め…

勇んで部屋に戻ると、そこには…

 

 

 

飛声の強攻策が功をそうし、事件は解決したように見えたのだが…

 

 

親は子に情けをかけ、子は親を恨むほかなく…

蓮花の推理によって隠された真実が明らかになると同時に…

 

 

 

 

蓮花、棺を掘り出すと、その蓋を開け…

 

 

 

 

このためだけに李蓮花として生きてきた相夷の10年…

 

ほぼ同じ月日を武力回復に費やしてきた笛飛声にとって、蓮花李相夷でなくてはならない存在。

 

 

そしてもうひとり、病を克服し修練を重ねた方多病李相夷を待っていた。

 

しかし、蓮花にとっての李相夷は…

 

 

 

#11、#12の感想

 

 

李蓮花、一歩下がってふたりの調整役に勤しんでます。

3人のトライアングルを保とうとする蓮花に、笛飛声はある計画を立て始めることになるのですが…

 

師兄の亡骸を捜す旅から、13話以降物語が大きく転換し始めます。

 

 

 

次話で再登場のあと一人を加え、懲りない面々とでも…

 

 

 

それにしても成毅、『狐妖小红娘・王权篇』がクランクアップしたばかりだというのに、『赴山海』さらには『長安二十四計』の制作が相次いで正式発表。

 

 

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三大コンテンツ串でございまして、もう大変だわ〜とうれしい悲鳴中(爆)