「師匠が死にかけたので、弟子も死ぬ覚悟をします」(エピソード7より)

 

 

 

換水の実力

 

イ先生はソ・ギョン先生を除き、ただ一人だけ換水を会得した術士です。

ところが、100日間の面壁修練を終えた日のこと…

 

 

換水の力を試そうと体を抜け出していた間に、若かりし(?)頃のホ・ヨル院長ったら、遺体と早とちりして師匠を火葬しちゃったんですね。イ先生は仕方なく凍死した子供の体に還魂せざるを得なかった、というわけなんです。

 

換水を会得すれば、追魂香が無くても還魂でき、体と魂がフィットしなくても暴走せず、だから石化することもないって、やっぱスゴいことかと!!!

 

さらに…

 

 

鎮妖院では片手から繰り出す水の気で、バッタバッタと警備の術士達を倒しまくり…

 

 

チャン・ウクが割った妖器から鬼狗を呼び出して、死んだムク犬の体に入れてしまうという離れ業も軽々とやってのけ…

 

 

そのムク犬は断響谷で還魂人ムドクを発見!

小柄で痩せた体に強い術士の魂が入っているのに、ムドクが暴走しないのは、その体の持ち主が、魂の力を調節できる神女であると、イ先生はすぐに気付いちゃったそうなんです❤︎(チャン家にパク・ダングと恋の逃避行をしてきたチン・チョヨンも、神女の神力で、術士の力を封じ込むことができる、と話してましたっけ)

 

イ先生はきっと、ナクス→ムドク=ブヨン(もしかしたらソルランの魂も)であることを、誰よりも早くから知っていたんだろうと…

 

 

そして☝エピソード15では、王前で堂々と換水の力を持つ還魂人であることをあかし、犬を連れてくるようウクに命じると、追魂香で換魂した者を見分ける鬼狗が来る、と発言。

 

 

焦りに焦ったのは、チェ家の巫女が還魂している王妃で、そんな彼女に疑いの目を向けたのが世子なんです。

 

 

一方、ムク犬を迎えにいったウクはと云えば、この通り☝鬼狗を狙った天附官副官主チン・ムの配下に囲まれてしまい…

 

 

イ先生ったら、(内心なりふり構わず)御前へと駆けつけたチン・ム相手に…

 

 

手をグーパーさせて水の気を操り、いとも簡単に跪かせちゃうの👏👏👏

換水の力ってスゴいです(*゚Д゚)

 

 

治水になったばかりのウクは、鬼狗を庇いながらの戦いで傷だらけ状態です。あげく、イ先生には未熟者呼ばわりですから(爆)

 

※集水<流水<治水<換水

集水:術に使う水を集められる

流水:体内の水の気を外に出せる

治水:大気中の水を操れる

換水:水を火に、火を石に変えることができる神の領域

 

 

ムドクとの微妙な関係

 

その後、招かれた世子の部屋で、還魂したナクスの話が出ると…

 

 

イ先生、ムドクが還魂後力を封じ込められていること、彼女こそがウクの師匠だということ、ご存じなんですよね(ドラマ中、はっきりとは語られていませんが💦)

 

 

☝思い起こせばエピソード5では…

ムドク、断響谷で彼女のねぐらを居心地の良いものに変えた術士が、麻衣のイ先生だと気付いて最敬礼してました(ウクは断根茶飲んじゃって茫然自失中)

 

 

☝エピソード13では、天附官から無事ウクと一緒にチャン家に戻ったムドクでしたが、イ先生が敬天大湖で金謄魚をウクに釣らせようとしていることに思い当たったり…

 

 

☝(治水を会得するために)今は剣よりも釣り竿を持つべきだ、とウクを説得!!!

そして、うれしそうにイ先生とアイコンタクト (*´艸`)

 

ムドク、術士やその術に関して、完全にオタクですよ〜(*´艸`)❤︎

たった一人で修行をしてきたという彼女ですが、どこでその手の知識を詰め込んだのか??? ではありますが、その本気度がウクの波長にシンクロし、弟子となったウクを追い込んで追い込んで(って繰り返すほど、ドラマ序盤は進行していって…)

 

特に、エピソード8で、目の前でギルジュが石化してゆく中、父が還魂人であったことを知らされて、ムドクの胸にはどんな思いがよぎったのでしょう。゚(゚´Д`゚)゚。

 

追魂香を使って還魂した彼女は、いつ暴走して石化するんじゃないか…そういう恐怖心と隣り合わせで、”振り返れば崖っぷち” に立っていたのではないかと。命懸けで修行をするウクとは、弟子と師匠であるのと同時に ”運命共同体” なんですよね。

 

 

 

寄り添う魂

 

だから…

 

 

(師匠になって欲しい)ムドクの還魂の痕、瞳に咲いた青い花が見えないよう、ウク一回転して隠したり

 

 

気門を開く目的でムドクに毒を飲まされても、ウクは目が覚めるや否や駆けつけて

 

 

ムドクは頑として毒の種類を証そうとせず、厳しい拷問に耐え抜いて

 

 

ウクはムドクも一緒に治療して欲しいと頭を下げて頼み込み、そうして晴れて彼等は弟子と師匠という関係に

 

 

とはいうものの、まだ気を上手く集められない集水手前のウク

世子に斬りつけられそうになったムドクを守ろうとして、今まで抜けなかった剣を抜いて師匠を守り

 

 

ウクがギルジュに還魂されそうになれば、今度はムドクが身を呈して、弟子を守ろうとする

 

 

そして、なにより圧巻だったのが、内官の気を吸ったムドクをウクがやさしく抱きしめたシーン…これはもはや弟子と師匠を越えた感情かと

 

 

ふたりの魂は、この陰陽玉でこしらえた鳥の卵のように一対なのでした。

 

 

帝王星の宿命

 

 

帝王星は、北斗七星の中に位置し、巨大な力を秘めている。

その星のもとに生まれし者は、人知を越え、天の気まで扱うことができるという。

故に、人々からは畏敬の念を抱かれ、多大な期待を背負い、試練と孤独を強いられる。それはそれは、つらく悲しい宿命を背負った星なのだ。

 

 

 

いやはや、「還魂」沼にどっぷりハマったままでして(爆)

 

某インタビュー記事によれば、監督はシーズン1、2を「パート1」「パート2」ととらえているそうなんです。

…ってことは、ウクとムドクのキュートなシーン、2では見られなかったりするのかしら(ノД`)

 

断響谷の大きな木のてっぺんに、ムドクを連れてゆく約束、ウク、まだ叶えてないですよね…