「J ったら書きかけの話し、ズーッと放置プレーなんだから」

 

ウンス殿、ごめんなさい🙏 

撮影終わったら終わったで、脳内疲労が蓄積しちゃったという(爆)

以下茶濁しで何とか… 

 

 

☆☆☆

 

「イムジャ、そこで何を?」

「聞いてよぉ。庭に出たとこで話しが止まっててね、ずっと上向きっぱなしだから、このまんまじゃ首が痛くなっちゃうわ」

「(まったく、J ときたら…)仕方のないやつだ。ならば、彼奴が腰を据えて書き始めるまで、こうして俺に(凭れかかればいい)」

「おっ、いいアイディアね! こう? それともこうかしら?」

「身体ごと」

 

チェ・ヨンの胸に全体重を預けるようにもたれ掛かると、いきなりヒョイと抱き上げられてしまった。

 

「うわっ…ん? あなた、あの時と同じ顔してる」

「いきなり、何です?」

「入り江の村で攫われたでしょう。片方のヒールが折れちゃったから、歩きづらくて靴を脱いだわ」

「…貴女を、天界にお帰しすると」

「担がれたくないって云ったら、今みたいにいきなりわたしを抱き上げたの。ね、覚えてる?」

 

どうして忘れられる

 

連れ去られたとわかり、その女人(ひと)の顔を見るまで、チェ・ヨンは生きた心地がしなかったのだから。

 

「あの時、あなたの笑った顔、初めて見ちゃった」

「…笑ってなどっ」

「それまで無表情だったのに、口輪筋がスムーズに動いて驚いたんだから」

「あれは、貴女が無事とわかり、安堵し…」

「ちょっとチェ・ヨンさん、これでも美容整形外科医よ。確かに口角が上がってた。あれは “してやったりの笑み” よ」

 

してやったりの笑みは口元にあり!証拠上げときます

 

生きていてくれた…そう思った途端、涙の跡も、口元の傷も、その罵詈雑言でさえ、ウンスの何もかもが愛おしく思えたのだ。


「今の俺も、してやったりと?」

「…して、やったり、かな」

「ならば、(この後どうするか)おわかりかと」

 

目を閉じるのが惜しくなるほど、チェ・ヨンの瞳は魅惑的だ。

 

「イムジャ、目を閉じて」

「…そうして欲しいの?」

 

口元にあふれんばかりの笑みをたたえると、ウンスは両腕をチェ・ヨンの首に巻き付ける。そして、さも名残惜しそうにゆっくりと目蓋を閉じて、熱を持った唇が触れてくるのを静かに待った。

 

もしも、あなたが英語を知ってたら、あの時も今も、きっとこう云うわ

 

 

イムジャ、貴女のすべてが俺の心をとらえて離さない

 

 

さてさて、庭に出たウンスの続きは果たしてε=ε=ε=