数日出かけておりまして…その間時間が空くと「遊」の話しをスマホでポチポチ話を書き進めておりました。が…”気” の話になると、ついつい長くなる傾向がもろ出
好きなことには粘着テープの J 。帰宅後荷物を置いてすぐにネット配信のとあるサイトへ Go!
はい、待ちに待っていた香港2019年旧正月映画「家和万事惊」が昨日アップされたから ❤︎
題名:家和万事惊(家和萬事驚/A Home with a View)
主演:以下の通りです
フランシス・ン(吳鎮宇)
間借りアパートの管理人として働くお父さん、ワン・マイ・ロー
アニタ・ユン(袁詠儀)
専業主婦のお母さん、サク・イン・ロー・リー
チャン・ジウヤン(張達明)
ボケ入ってる爺爺
ルイス・クー(古天樂)
グラフィックデザイナーのウォンさんは看板立ててアートだと主張
ラム・シュー(林雪)
上の階に住む肉屋のオジサン
アンソニー・ウォン(黄秋生)
昔お母さんを好きだった民事局のオジサン
右上段ン・シウヒン(吳肇軒)
盧家の、只今失実業中で作曲家志望の長男
左上段ジョセリン・チョイ(蔡頌思)
盧家の、ネットに生きる女子校生の長女
監督:ハーマン・ヤウ
制作年:2019年
上映時間:91分
広東語&日本語字幕
これ、J にとって、超豪華キャストなんです。
そして、噂に聞いていました。香港映画の要素をガッツリ詰め込んだ内容だって。
今回は少々のネタバレありです。
あらすじ
一人あたりの平均住居面積15㎡…
そんな@香港、古い集合住宅のD棟6階5号室には、5人の家族がまあまあ仲良く(?)喧喧囂囂と暮らしています。
お父さんは一家の調整役。無気力じゃないけど多少のことには目をつむるのが得意。
家計を預かるお母さんはかなりキレやすくてズケズケとものを言う人。そして美人。
失業中の長男と、ネットの中がすべての妹は、ケンカがある意味レクリエーション。
息子のことを君と呼ぶ車椅子生活の爺爺は、時折ボケたり治ったりの廃人一歩手前。
家族でアレコレと揉めても、窓の前に立つと心が穏やかになってみんなは笑顔になります。
その理由はね…
これですこれ! 香港100万ドルの夜景!!!…と、そこまでじゃないけど、海が見えるとてもきれいな窓からの景色なんです。これを見てるうちに、今揉めてることなんかちっぽけなことのように思えてくるという。
ところがある日のこと、窓からの景色を見た家族は…
こんな顔になっちゃった。Why?
☟まずは予告をご覧下さい。
おわかりでしょうか?
一家にとって、心の拠り所だった窓からの景色が…
向かいにあるビルの屋上に建てられた看板で、海がまるっと塞がれちゃった!!!
で、ここから家族が一致団結してあの手この手。何とかこの看板を取り除きたくて奮闘をかさねますが、敵も然る者…
ウォンさん、煮ても焼いても食えない相手。ルイス・クーの怪演っぷりも ❤︎
とにかく随所に感じるのは、J が思う ”香港らしさ” なんです。
娘が通う学校の生活指導の先生、お母さん、娘が繰り広げる会話のテンポや表情。
看板撤去のため役所に出向いたお父さんを、もっともらしい理由で拒否る各窓口担当のたらい回しっぷり。埒があかないと知るやいなや、民事局に努める友人を色仕掛け?
そう、こんな感じ☟
フランシス・ンもアニタ・ユンもアンソニー・ウォンも、本当に芸達者で ❤︎
ここでひと言。お父さんもお母さんも、やってることは至極まっとうなんです。色仕掛けと書きましたが、あくまでも会話的なアプローチだし、役所でもズルはしてません。だからこそ、映画の後半で追い詰められて二進も三進もゆかなくなって…というシーンがなんとも圧巻で…
爺爺役のチャン・ジウヤン、記憶によれば、息子役のフランシス・ンより若いんですけど (゚ロ゚屮)屮
何となくこの後の成り行きが予測出来るのでは…
と、ネットに上がっていたスチールをまとめてご紹介。
5人家族の行く末は如何に…
久しぶりにブラックな笑いも含めて、香港映画を堪能しました!
もう一本ご紹介したい作品もあるんだけど…
元号が変わった昨日、一日ネットで映画三昧しちゃってました。
いや〜香港映画ってホントウに面白いです ❤︎