香港島は灣仔のランドマークである
「合和中心(Hopewell Centre)」の西側
に先日、5つ星ホテル
「合和酒店(HOPEWELL HOTEL)」
が開業しました。
同ホテルは灣仔駅を出て、利東街から
抜けて行く方法に加え、船街を通って裏道
から行くこともできる。駅から徒歩3分の
好立地で、展示会が開催される香港コンベン
ション&エキシビションセンターと同じ駅にあり、
繁華街の銅鑼湾や金融街の金鐘や
中環からも近い。
1990年に中国銀行ビルが完成するまで
香港一の高さを誇っていた「合和中心
(Hopewell Centre)」は、66フロア、216m
ある高層ビルだが、合和中心の下層階をリニュー
アルして拡張してモールができ、同じ様に
西側部分の上層階にホテルが入居した形となる。
1000室の客室、7万平方メートルを超える
コンベンションスペース、ダイニング、レクリ
エーション施設のほか、香港で最も多い400台
以上の駐車スペースを備えた同ホテルは、
ビジネス、レジャー、祝いの場、長期滞在
など、「あらゆるタイプの顧客に対応できる
様にした」という。
「快適性、実用性、機能性に細心の注意
を払って設計した」という。客室面積は300~
3888sq/ftと、香港島のホテルの中でも
最大級の広さを誇る。
多目的会場と香港島最大級のボールルーム
も備えた。柱のない会場では、10卓~130卓
を配置することができ、最大の「GRAND
BALLROOM」は1800人を収容。最大750人
まで収容できる「CRYSTAL COURT」もある。
自然光が入る設計や高い天井を特徴とし、
6つの多目的会場を用意した。
19階のロビー階には、中心に円状の
ショーキッチンを備えた大堂廳珈琲(Lobby Cafe)
と大堂酒吧(Lobby Bar)があり、ビュッフェ、
アフタヌーンティーセット、スペシャル
カクテルなどを提供。韓国風牛肉の煮込みや
焼き車エビのラクサヌードルなどの多国籍
料理や地元の人気メニューを用意する。
朝食ビュッフェ(298香港ドル)、セミディナー
ビュッフェ(388香港ドル)の他、日曜の
ブランチビュッフェや祝日のディナービュッフェ
は688香港ドルで提供する。
20階の「合和軒(HOPEWELL INN)」では、
二十四節気に合わせた旬の食材を使い、
「季節感を大切にした」という広東料理
を提供。「独創的なシグネチャー点心や珍味
などを再定義したコンテンポラリー」に仕上げる。
16室のプライベートダイニングルームでは、
最大286人まで収容できる。
昼間は点心(58香港ドル~)やアラカルト、
ランチコース(428香港ドル)等も用意、
ディナーはコースメニュー、季節のコース
メニュー(888香港ドル~)のほか、海鮮、
肉、野菜などの中華料理をアラカルト
で用意している。