世界で最も裕福な都市のランキング50
「World’s Wealthiest Cities Report 2024」を
英コンサルティング会社
ヘンリー&パートナーズが発表しました。
このランキングは、
世界の各都市・地域にいる資産100万ドル
(約1億5600万円)の富裕層数を指標に
上位50都市・地域をランキング化
したもので作成されています。
首位のニューヨークには資産100万ドル超の
富裕層が約35万人。10年前から48%増加した。
ニューヨーク市の人口が826万人である事を
踏まえれば約24人に1人がミリオネアだ。
2013年の調査時には36人に1人程度だった。
超富裕層もニューヨークには多い。
資産10億ドル超のビリオネアは60人、
1億ドル以上の投資可能資産を持つ富裕層
は744人いることが分かった。
2位は米カリフォルニア州のベイエリアが
30万5700人で2位に入った。
東京は3位。ミリオネアは29万8300人と、
過去10年間で5%減少したものの、依然として
億万長者が29万8000人おり、世界で3番目
に裕福な都市で、アジアでは第1位となっている。
シンガポールは億万長者が24万4000人で
世界第4位となり、昨年より1つ順位を上げ、
アジアでは第2位となった。
シンガポールの富裕層は過去10年間で64%
増加し2023 年だけで約3400人の富裕層
が移住しており、投資移民プログラムが投資
を求める人々にとっていかに強力なツール
となっているかが明らかになった。
香港の億万長者人口は約14万3000人で、
昨年の7位から9位に後退し、10年間で
4%減少したが、依然としてアジアで
3位を維持しています。
中国本土からは北京の10位(12万5600人)、
上海の11位(12万3400人)、深圳の27位
(5万300人)、杭州の36位(3万1600人)、
広州の46位(2万4500人)と5都市が
入ったと紹介されています。
香港は10年で順位を4つ落とした一方、
中国本土の都市は急速に富裕層が増加しており、
北京は10年前から90%増、上海は同84%増、
深圳、杭州、広州はいずれも10年で倍増
以上となったことを伝えた。
この他、台北が3万200人で39位だった
ことを紹介しています。