アメリカの飲食レビュー雑誌

「FOOD & WINE」が世界最高の飲食体験

を祝う「Global Tastemaker Awards

2024」を発表しました。

 

その中では

旅行専門家が選ぶ

『機内食ランキングトップ10』

を発表しています。

 

1位はアラブ首長国連邦ドバイの

エミレーツ航空で、

4位に香港のキャセイパシフィック航空、

8位に日本のANAが選ばれまています。

 

以下に

全10位のランキングとFOOD & WINEに

よる解説をお伝えします。

1位:エミレーツ航空

(アラブ首長国連邦ドバイ)


ジャックフルーツビリヤニのような豪華な

ビーガン料理から伝統的なホッとする料理まで、

あらゆるものを提供。ビジネスクラスの

ロイヤルドルトン(イギリスの陶磁器メーカー)

の食器で提供されるお食事でも、エコノミー

クラスの素晴らしいパニールマカニ(パニール

バターマサラとも呼ばれるインド料理)でも、

エミレーツ航空はあらゆるレベルでの品質と

多様性を保証します。

チョコレートトリュフケーキなどのの贅沢な

デザートと、プレミアムエコノミーのスパーク

リングシャンドンなど厳選されたワインと

飲み物が、お食事体験をさらに高めます。

2位:ターキッシュエアラインズ

(トルコ)


季節性と新鮮さがターキッシュエアラインズ

の機内食体験を特徴づけています。一部の

フライトでは、雲の上でワールドクラスの食事

を調理する空飛ぶシェフによる贅沢が味わえます。

メニューには、トルコの郷土料理の前菜や、

アダナケバブなどのグリル料理があり、パン

好きはサワードウやセサミピタなどの新しい

品種を楽しめます。

エコノミークラスでも、ペストやギリット

エズメなどのユニークな風味を加えた

グルメホットサンドを提供しています。

3位:シンガポール航空

(シンガポール)


機内圧力によって味の認識が変わり得る事を

理解しているため、シンガポール航空の料理

チームは模擬加圧環境で細心の注意を払って

料理をテストし調整し、すべてのフレーバーが

空で最高の状態で楽しめるようにしています。

また、一部のフライトのプレミアム・キャビン

で利用できる「ブック・ザ・クック」サービス

では、通常では機内で利用できない料理を

事前注文できます。

4位:キャセイパシフィック航空

(香港)


ウェルネスとサステナブルな贅沢へのトレンド

を全面的に取り入れています。機内では雲の

上で淹れたてのコーヒーを飲む事や、高空向け

に特別に醸造されたクラフトペールエール

「Betsy(ベッツィ)」を楽しめます。

ファーストクラスでは、エレガントなマザー

オブパール(真珠を作り出す貝)のスプーン

で提供されるサステナブルなキャビアを

味わうことができます。

5位:カタール航空

(カタール)
ファーストクラスとビジネスクラスでは、

オンデマンドのアラカルトメニューを利用

でき、焼きたてのパン、ブラータチーズサラダ、

ラム肉などを自分のスケジュールに合わせて

好きな時にいつでも楽しめます。ビジネス

クラスでビーガン向けの植物ベースの様々

な料理も提供しています。

6位:エールフランス(フランス)
エールフランスはフランスで最高のシェフの

集団とコラボしています。長距離便では

ファーストクラスでもビジネスクラスでも、

Arnaud Lallement(アルノー・ラルマン)や

Anne-Sophie Pic(アンヌ・ソフィー・ピック)

など有名シェフによる食事を楽しめます。

7位:大韓航空

(韓国)
ビビンバやサバの蒸し煮など豊かな韓国料理

を楽しめます。味と品質へのこだわりで、

名誉あるマーキュリー賞も受賞。ワインは

2019年のASI世界最優秀ソムリエに選ばれた

ドイツのマルク・アルメルト(Marc Almert)

によって厳選されています。

8位:全日空ANA

(日本)


ミシュラン星獲得の世界トップクラスのシェフ

と協力しており、和食は銀座奥田の奥田透氏

と協力、フランス料理は六本木リューズ

(Ryuzu)のオーナーシェフ飯塚隆太氏と協力。

メニューには、カニとアボカドの金柑サラダ、

門松のようなスタイルのステムレタス、有馬山椒

と冬野菜を加えてじっくり煮込んだあん肝

料理などがあります。

9位:エティハド航空

(アラブ首長国連邦アブダビ)
地域の農場と提携して、新鮮な地元産の

農産物を提供しており、サラダ用の野菜は

機内で味わう数時間前に収穫されています。

ビジネスクラスでは、お腹が空いたらいつでも

アラカルトメニューを利用でき、ファースト

クラスでは完璧に調理された卵や

ステーキが提供されます。

10位:デルタ航空

(米国)
デルタ航空は機内食を大幅に強化しています。

サステナブルな農業をサポートしている事を

実感しながら、Thrive Farmers(スライブ・

ファーマーズ)のお茶を楽しめます。

長距離便のファーストクラスでは、ジンジャー

ビールで煮込んだオッソ・ブーコ(イタリアの

子牛煮込み料理)や、アトランタで人気の

Fox Bros. BBQのバーベキュービーフ

ショートリブなどが楽しめます。

 

11位:ラ・コンパニー

(フランス)

クリストフ・ラングレ氏が指揮を執り、

パリ/ニースとニューヨーク間の全ての

フライトでは、ベタンヌ x ドゥソーヴが厳選

した 4 コースのお食事とオーガニックワインが

楽しめます。さらに、定期的に更新される

メニューと著名なシェフによる寄稿により、

ラ・​​コンパニーでの各旅がユニークな

美食体験になります。