キャセイパシフィック航空(CX)が
香港にて所有・運営する航空貨物ターミナル、
キャセイカーゴ・ターミナルでは3月から、
すべての輸出貨物積み付け作業において
リサイクル素材の割合を従来の30%から50%へ
と高めたプラスチックシートの使用を
開始すると発表しました。
この素材は当社が外部業者と独自に共同開発し、
貨物機の運航を担当するキャセイ・カーゴと共
に厳格な実証実験を行った上で導入するもので、
香港の航空貨物ターミナルでは初めて
導入されるもの。
キャセイカーゴ・ターミナルは
2023年10月に香港企業として初めてIATA
環境アセスメントプログラム(IEnvA)
への参加を表明しています。
IEnvAプログラムとは、航空業界における
環境保護に対する持続可能性の国際評価基準
を設定したものであります。
24年3月13日に香港で開催されるIATA
世界貨物シンポジウムでは、キャセイカーゴ・
ターミナルの最高執行責任者(COO)である
マーク・ワッツが「Circularity in Action - Waste Management at the Cargo Terminal(循環型社会
に向けた取り組み-貨物ターミナルに於ける
廃棄物管理)」と題した講演を行い、IEnvA
プログラムによって当社のカーゴ・ターミナル
がどのように廃棄物管理システムを改善し、
貨物業務におけるプラスチックの使用量を
最小限に抑えたかについて説明する予定だ。