国連世界観光機関(UNWTO)は先日、
今年2024年度の国際観光客数が2019年
比で2%増加し、新型コロナウイルス流行前
の水準を完全に回復するとの見通し
を示しました。
中東の紛争をはじめとする
地政学的リスクは存在するが、アジア市場
の力強い回復などが寄与するとした。
中国政府が11月30日まで
フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、
スペイン、マレーシアからのビザなし渡航
を許可したことから、今年は中国への
旅行者が急増するとの見方も示しています。
2023年の世界の海外旅行者数が
約13億人となり、パンデミック前2019年
比で88%まで回復した事を明らかにしていた
国連世界観光機関(UNWTO)でしたが、
地域別で見ると、
アジア太平洋は2019年比65%。ただし、
地域によって回復具合は異なり、南アジア
はすでに87%まで回復した一方、中国を含む
東アジアは55%にとどまった。
中東は、2019年比22%増で、唯一パンデミック
前を上回った。欧州は、域内と米国からの
需要に支えられ、2019年比94%。南北アメリカ
は90%、アフリカは96%と順調に回復した。
また、UNWTOは、2023年の国際観光収入は、
2019年比約93%の1.4兆ドル(約207兆円)に
なったことも明らかにした。
観光業(旅客輸送も含む)の総輸出収入は、
2019年比95%相当の1.6兆ドル(約237兆円)。
観光が経済全体に貢献した観光直接国内総生産
(TDGDP)は3.3兆ドル(約488兆円)で、
世界全体のGDPの3%を占めた。
今年はまた
オリンピック開催の年、
ますます、カウガイ旅行が活性化
される事でしょう。
でも、アジアに来てね〜!🙇🏻♂️