世界的に有名な月刊経済誌

『グローバル・ファイナンス』はこの程、

「2023年世界で最も裕福な国と地域ランキング」

を発表しました。

 

その報告によると、

1位アイルランド、2位ルクセンブルク、

3位シンガポール、4位カタール、5位マカオ、

6位アラブ首長国連邦、7位スイス、8位

ノルウェー、9位米国、10位サンマリノと

なりました。

 

香港は12位、台湾は14位、日本は38位、

中国は77位でした。

香港と台湾はそれぞれ12位と14位であり、

英国、ドイツ、フランス、日本、韓国

などを上回りました。

 同ランキングは各国と地域の

2023年の1人当たりGDPを基に、その購買力

平価(PPP)を総合して算出したもの。

 

サンマリノ、ルクセンブルク、スイス、

シンガポールなど、多くの「最も豊かな」国

や地域は、同時に世界で「最も小さい」国や

地域でもあります。

これらの国や地域が豊かである理由は、

主に先進的な金融や税制にあり、外国からの

投資や専門人材、その預金を多く吸引して

いるため、新型コロナウイルスのパンデミック

と世界経済の減速という背景の下でも、大きな

影響を受けていません。

また、カタールやアラブ首長国連邦などは

豊富な石油資源のおかげで、マカオは観光業

などによって上位にランクインしました。

 

なお、最下位の193位は南スーダン。

アフガニスタン、レバノン、シリアは

ランキング外となりました。