英国の教育専門誌

タイムズ・ハイヤー・エデュケーション

(THE)は27日、世界の大学のうち108カ国

・地域の1904校を研究力や国際性などの

基準で順位付けした

世界大学ランキング」の

2024年版を発表ました。

 

 

ランキングによりますと、

世界トップは8年連続で、

オックスフォード大学(英国)でした。

 

2位にはスタンフォード大学(米国)、

3位にはマサチューセッツ工科大学(米国)

が入った。

10位以内米国と英国の大学が独占。

ただ、THEの分析によると、

米国の大学の平均順位は2019年版の296位

から今回は348位に低下。英国の大学も

451位から477位に下がった。

米英の大学は研究予算の割合が低くなって

いる影響で、地位が低下傾向にあるという。

アジアトップは、中国の清華大学で

12位に入ったほか、北京大学が14位に入る

など、中国の大学が順位を上げている。

中国からは世界5位の86校がランクインし、

200位以内には13校が入った。平均順位は

635位から502位に上がっており、

勢力が拡大している。

日本からランクインしたのは119校で、

米国についで世界2位の校数だ。日本のトップ

は東京大学の29位。昨年より順位を上げたが、

清華大学などには及ばなかった。

 

日本から200位以内には京都大学(55位)

東北大学(130位)・大阪大学(175位)・

東京工業大学(191位)を含め5校が入った。

 

 

香港からは5校が100位以内に入り、

トップは香港大学の35位、次いで香港

中文大学の53位となり、いずれも前年

からランクダウン・・・

 

マカオから3校がランクイン。
このうち公立のマカオ大学が193位となり

(前年は251~300位グループ)、初の200位

以内入りを果たした。

前年マカオトップだった私立のマカオ

科技大学は251~300位グループに

ランクダウン(前年は201~250位グループ)。

また、前年初めてランクインした私立の

聖ヨゼフ大学については、前年同様順位

なしになっています。