本日8月8日は親愛なる王菲の誕生日。

90年代中頃、活発なショートカットと
ちょっとコミカルに見える仕草に魅了され
王菲の大ファンとなった。
その姿が存分に描かれた映画
『恋する惑星』は40回近く観たであろう。
女優としての彼女の存在感はおろか、
これほどまでに私を魅了するのは
何よりも彼女の美しい歌声なのだ。

”闇に蠢く異形の者“

私は自分という者の存在をそう表現していた。
さらには出来損なったと己を憎むがゆえ
美しいものを認める事ができなかった。

正しくは憧れを抱き近づきたいと思う反面、
素直に受け入れる事が出来なかった。
なぜなら
自分は”闇に蠢く異形の者“だから。

しかし王菲のただその美しい歌声を
知ってから少しずつ私の心は変化した。

“美しいものを美しいと思っていいんだ”

そんなあたりまえの事に
美しい王菲の歌声が気づかせてくれた。
素直に美を受け入れる開放を感じる事ができた。
ただ美しい歌声を聴くだけで。

王菲お誕生日おめでとう生日快楽!

あなたのお陰で自分の美意識を
大切にする喜びを知りました。




王菲 美錯