認知症。
昔で言う痴呆症だ。
これが難しい。
家族にとってもそれは大きな問題で、本当に軽々しく口にできない。
そしてその分、認めるのが遅れる、通院が遅れる、症状だと信じない。
色々な葛藤があって、避けるようにして動く問題でもある。
ただひとつ僕が言いたいのは、「調べる頃には遅い」。
認知症
色々な定義こそあるけど、「物忘れ」と思っている程度の方が多い。
症状を目の当たりにしている人はもっと知っている。
さまざまな認知症の書物も溢れている。
でもやっぱりそのコーナーに足を運ぶ人は介護職か、困り果てた家族がほとんどだ。
重たい問題だから気軽に触れることができない。
それが悪循環を生んでいるとも僕は思う。
認知症はね、怖い病気です。
「認知症は知れば怖くない」っていう団体が驚くほど多い。
なぜなら、この病気を介護する人たちは、辞めるか認知症状に恋をしているから。
残っている人たちはどちらか。
当然、辞めていない、後者だ。
認知症は怖い。
心底、怖い。
認知症を患った方が怖いんじゃない。
この病気が怖いのだ。
そこを歪めて面白おかしく広める団体も僕は怖い。
まだまだ学ばなければならないこの世界。ちょっとブログを新設しようと思う。
反論はもちろん怖い。
意見を主張することは出る杭に等しくもある。
僕には愛する娘もいるので、簡単に敵を作るわけにはいかないのだ。
力のないものの発言は弱い。
力をつけるその日まで、こそこそやるしかない。
ネットの利点、匿名性を逆に利用し、介護側のブラックな声を聞きたい。
このままでは恐怖の団体が、第二の大量殺人者を生むであろう。
あの事件は決して他人事じゃないのだ。