こんばんは。
Honey Moon caféのとんがりコーンです🌽

古典落語『天狗裁き』というのがありまして、端折って説明すると…

長屋に住む熊五郎。朝起きたら、奥さんに『あんた、うなされていたけど、いったいどんな夢をみていたんだい?』と聞かれるも、実際に夢を見ていないので『見ていない』と熊五郎。妻にも言えない内容なのか!とケンカになります。

それを、隣に住んでた親友がみて、くだらないことでケンカするんじゃない。と仲裁に入ります。でも親友の俺にだけ、夢の内容教えろよ。とコッソリ聞かれますが、『見ていない』と熊五郎。親友の俺にも言えない内容なのか!とケンカになります。

その騒ぎを聞きつけ、大家さんが仲裁に。同じ長屋の住民通しでケンカなんてするんじゃない。と鎮圧。でも、親も同然の大家にだけは、内容教えろよ。と聞かれますが、『見てないものは言えない』と熊五郎。親も同然の大家にも言えない内容なのか!とご立腹の大家。ついに奉行所に連れていかれます。

奉行所で裁いてもらうも、くだらないことで争うんじゃない。と一喝されます。でも、奉行所的には、一般の人がどんな夢をみているか知っておく必要はあるだろう。ということになり、奥さんや大家には内緒にするから内容を教えろよ。と言われますが『やはり見てないものは言えない』と熊五郎。そこで暴行を受けます。

次に天狗が出てきて、奉行所の人間が暴力をふるうとは何事か!けしからん!とその場を助けてくれます。そして天狗に、その問題の発端となった夢の内容を教えろよ。と言われますが『いくら天狗様でも、見てないものは、やっぱり言えない』と熊五郎。奉行所以上に暴行を受けます。言うまで拷問です。

うわー。助けてー。
苦しいよー。



長く苦しんだ末…


『あっ、夢か…』

目が覚めます。

奥さんに『あんた、うなされていたけど、いったいどんな夢をみていたんだい?』

端的に綴ったものの、かなり長くなってしまいましたが、まぁ、こんな感じの内容です。

古典落語なので、色々な人が演じていて、その人が独自にアレンジしたり、天狗が出てこない短いバージョンもあったりします。

うまく表現できないんですが『単純な夢オチ』ってわけじゃない奥深いところか好きです。



本題はここから。

Wikipediaによると

➠ 桂米助(ヨネスケ)は、設定を現代に置き換え、天狗の代わりに長嶋茂雄を登場させた「長嶋裁き」を演じている


とあります。なんだそりゃ!


と言いたいところですが、すごく気になります。ぜひ聞きたい。


でも、いくらネットで探しても出てきません。だから余計に聞きたくなります。



こういうネットの海に無いものって、困りますよね。だったら、その一文書かないで。とすら思うし、今後も出てこないんだろうな。とも思います。



ネット社会の弱点 / 死角ですね。将来、こういうものをどう救済していくのかが、今後の発展のカギになっていく。と私は思います。





というのは嘘で、単にヨネスケの『長嶋裁き』を聞いてみたい。ただそれだけです。







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