こんばんは。
Honey Moon caféのとんがりコーンです🌽

『恋愛ゲーム』ってありますよね。『ラブプラス』みたいなやつ。行き過ぎてしまうと『もう恋愛なんて、二次元でいいよ』という流れから、偏ったニュースを観たことがあります。

技術は進み、VRの時代になると、よりこういつまたジャンルのものが増えてくるんだと思います。きっと『わー、すげーリアル』なんて言うことでしょう。

いつもこういう物をみると思い出すものがあります。『まんが日本昔ばなし』の『正直庄作の婿入り』という話です。


ある村に庄作という男が住んでいました。その村は美男美女ばかり。しかし、その庄作だけは一人だけ不細工です。だから結婚てきずに独身です。あと、正直すぎる男でもあります。


庄作が芝刈りをした帰りに、村人に『それは私が前に刈ったもので、今度持って帰ろうとしてたやつだ』と一方的に言われ、ゴメンナサイと謝り『悪いと思ってるなら家の前まで持っていって』と言われ、その通りにする庄作。


また、魚釣りしていて、魚が釣れると『あー、それ俺の魚だから』と横取りされ、さらにゴメンナサイと謝ってしまう庄作。


自分に否があるわけではないのに、こんなだめな自分が、お嫁さん欲しいなんてお願いしてゴメンナサイとお地蔵にも謝ります。


そうすると、後ろから狐が出てきて女に化けて、庄作は結婚します。狐の嫁入りです。


その後道で寝てしまい、寝言で『嫁さんもらった』ということを呟きますが、周りの村人からは、気持ち悪いと言われる始末。


庄作は、より馬鹿にされるようになりましたが、それほど気にならなくなりましたとさ。



とてもシュールで、いたたまれない気持ちになります。理不尽なことも重なり、境遇に涙してしまいます。最後の結末も、幸せが訪れることなく、前より気にならなくなった。というもの。

二次元に逃げることで、強くなれる人も居るんだよ。という事を言っているようで、いつもこの話を思い出してしまうのです。

というか、トラウマです。



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