今朝の富士山は雪を待ってるのかな?なんだかさみしそう🗻
一昨日の虹の尻尾もさみしそう🌈
そして
今朝の新聞の『名字の言』
   デンマークの童話作家アンデルセンは貧しい靴職人の家に生まれた。少年時代に父が急死すると、単身、首都コペンハーゲンへ▼自慢の声を生かし、オペラ歌手を目指す。ところが、無理がたたって声をつぶしてしまう。進むべき道を懸命に模索する中、ある詩人と出会い、文学への道が開けていった。後に彼は語った。「一見この上なく大きく思われた不幸のなかに、じつは向上の一段階が横たわっていたのである」(大畑末吉訳『アンデルセン自伝』岩波文庫)▼全て“自分の思い通りに”と願うのは人の常だが、それが幸せにつながるとは限らない。逆に思うようにならない時、新しい道を見いだし、人生が開けることもある。長い目で見なければ分からない▼壁にぶつかった時、どう前向きに捉えていくか。悩みや困難に振り回されるのではなく、積極的に意味づけし、前進と向上のチャンスに変えていく――仏法の哲理には、そうした智慧が満ちている▼日蓮大聖人は苦難と戦う門下を「未来までの・ものがたりなに事か・これにすぎ候べき」と励まされた。大変な状況であるほど、それを乗り越えることによって、多くの人を勇気づけることもできる。今いる場所で自分らしい勝利のドラマをつづろう。