8月25日
・・・・・・・・・9時からの手術です・・・・・・・・・・
朝7時前から妹と妹の子供が来ました、追って主人も到着
怖いけど、もう逃げられない!
怖いけど、頑張るしかない!!
術着に着替え、点滴ルートを新しくし、荷物の確認をし
皆に
「お昼ご飯食べていてね~~大丈夫だから~~よろしく頼むね~~」
と言うと
「わかってるから、気にしなくていいから~~」
歩いて皆と手術室へむかう
主人
「大丈夫だから、なっ、頑張れよ!!」
姪っ子
「おばちゃん頑張ってね!」
妹
「絶対成功するから!大丈夫!祈ってるから!!」
私
「うん、頑張ってくるね~じゃあね~~」
と手を振る
妹が泣きながら何か叫んでる・・・・・・
ぐっと歯を食いしばり、振り返り笑顔を見せた
大丈夫!大丈夫!皆が守ってくれてる!大丈夫!
名前と術名を言わされ、いくつものオペ室を越え、私のオペ室へ
オペ台に自分で乗り、麻酔科のDr.とご挨拶
サブDr.の女医さんが手を握ってくれたので離さず握っていると
「眠くなりますよ~~」
主人の声
「成功したぞ、人口肛門にもなってないよ、良かったな、頑張ったな」
妹の泣き声
「大成功だよ~お姉ちゃんの希望通りになったよ~良かったね~~」
姪っ子の声
「おばちゃん、良かったね、頑張ったね」
義理父の声
「よしよし・・・頑張ったな~~~」
義理母の声
「頑張ったね~よかった!大丈夫だからね~」
姪っ子の泣き声
「もう、おばちゃんがかわいそうだから寝かせてあげよ~~」
私はモゴモゴ
「ありがとうぅぅぅぅぅ~~~~~」
ママはいないよね~
ママに会いたいけど、こんな姿見せられないな~~
と夢のように思った
ここからは辛い!痛い!切ない!
うううううぅぅぅぅぅ
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
お腹が痛い~~~!
鼻の管が痛い~~~!
腰が痛い~~~~!
右手にナースコールのボタンが結ばれている
ピピッ・ピピピー動くとサイレンの様な音がして看護師さんが来る
眠れない~~~~眠い~~~~気持ち悪い~~~~眠い~~~
そんな夜を越え朝になり、状況がなんとなく理解できてきた
8月26日
朝一番で胸部と腹部のレントゲン
「は~~~い腰上げるよ~~」
無理無理~~~痛い~~~
「痛いね~~次は背中上げるね~~~」
無理無理無理~~~痛いから~~~
看護師が「起きられるかな?」といいながら私の身体を起こす
吐き気とめまいで「うううぅ気持ち悪いですぅぅ目がまわりますぅぅ」
この会話を何度も繰り返す
まったく起き上がれない私
「予定時間より30分遅れてるね~もうお部屋に移動しましょうね~」
ゴトガラガラ~~~移動中、目を開けると吐き気!めまい!!
部屋につき吐き気ヶヶヶ
看護師が
「今の痛み止めが気持ちわるいんだよね、Dr.に聞いてみるね」
サブDr.
「これやめて他の痛み止めにしましょうね」
妹
「我慢しないで、言ったほうがいいよ」
私
「痛いよ~~腰もお尻もお腹も痛いよ~~」
本当に痛いので痛み止めをお願いする
効いて来た~~~眠い~~~~~~~~~~~グゥゥゥ
目が覚めると又痛い
痛み止めをお願いする
効いて来た~~~~眠い~~~~~~~~グゥゥゥ
目が覚めると妹がいて、安心してまた眠る
また目を覚ますと主人がいて、又安心して眠る
夕方、主治医が来て
「どう?痛み!オペはうまくいったよ、出血も20ccくらいだったしね」
私
「ありがとうございました、人工肛門もなくてよかったです、本当にありがとうございました、痛みはとっても痛いですぅ」
主治医
「そうだね、じゃっ」
テレビなど観る余裕はなく
痛み止めの繰り返し
カーテンを閉めず、夜空を見ながら夜をのりこえました。
明日は少しは良くなりますように~~~~~ってね
と、いうわけで無事にオペは終わりました。
今日9月11日の朝の富士山
私は産まれたときからこの富士山をみて育ちました
いつもいつも、そこにある富士山