レポレッロから見た、オペラ『ドン•ジョバンニ』 | 免疫ケア住宅 電磁波と化学物質から家族を守る ジーフィールド

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バレンタインデーの日曜日、札幌市内のルーテルホールにて演奏会『レポレッロから見たオペラ【ドン•ジョバンニ】』を観に行きました。

大阪音楽大学ザ•カレッジ•オペラハウス管弦楽団の指揮者で日本のオペラの第一人者の牧村邦彦氏によるモーツァルトのオペラ【ドン•ジョバンニ】の見どころの解説と演奏会。



ピアノの伴奏はオペラのピアニストでもある奥出かおりさん。

レポレッロにバリトンの岡元敦司さん。

ドン•ジョバンニにバリトンの下司貴大さん。

ドンナ•アンナに東理桜さん。

牧村邦彦さんの楽しく分かりやすい解説でモーツァルト大好きな私は大満足でしたが、モーツァルトの宇宙空間にまで漂うようなオケの解釈を奥出かおりさんはピアノだけでこんなに表現出来るものなのかと。

レポレッロの歌声と相まって、私は背中に電気が走りました。

涙腺も緩くなって困りました。

弦楽五重奏などの作品でもそうですが、モーツァルトの作品って、ウイーンのリンク(環状になった城壁を囲むメイン道路)の石畳みの上を跳ねながら軽快に進む馬車をイメージさせる作品が多いのですが、奥出かおりさんの表現はどちらかと言うと、モーツァルトを熱狂的に受け入れたプラハの街をイメージさせてくれました。

モーツァルトも公演中にはプラハ郊外に持っていた別荘ベルトラムカと市街を嬉々として往復していたんでしょうね。

コロナ禍で座席に制限がありましたが、ご覧のようにsold out。

会場の賑わいが皆さん心待ちにしていたのが伝わってきました。



大満足の一日でした。

音楽のない人生は考えられません。