スーパー2級の筆頭シャトー【シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド】が醸造するセカンド・ワインで、エレガントでありながらしっかりしたボディを持ち合わせています。
『シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド』はボルドー左岸に75haを所有、作付けはカベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロー35%、カベルネ・フラン12%、プティ・ヴェルドー8%。
レゼルヴ・ド・ラ・コンテスは、総生産量の20~50%の割合で、1973年から毎年リリースされる【シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド】のセカンドワイン。
現在のシャトー名は、シャトーの創設者の娘テレーズがボルドー市議会の初代議長ジャック・ド・ピジョン・ロングヴィルに嫁いだこと、また1850年に遺産相続で経営を受け継いだヴィル・ジニ―がのちにラランド伯爵と結婚しコンテス・ド・ラランドの称号を得たことに由来します。
畑、醸造ともにファーストと同じ方法で造られており、ラランドならではのエレガントで高品質の味わいをそのままに、早くから楽しめることもあって人気の高いセカンドラベルの一つですが、今回のコマンドリー・ド・ボルドー東京2019では、先に紹介したボルドー右岸のLes Aromes de Pavie2012とのブラインドで振る舞われました。
正面にお座りのお二方。
左側に歌舞伎俳優の坂東 彌十郎さん。
右側にグレースワイナリーの醸造家の三澤彩奈さん。
右岸と左岸のボルドーワイン。
グラスの向かい側はコマンドリーにお誘いしてくれた友人の遠藤利三郎さんと、前出の三澤さん。
私のブラインド結果は.......見事正解!!
このボルドー左岸のワインは最初やや硬い味わいでしたが、あっという間に開いてまろやかな風味に......。
時間が経てばたつほど、その違いが分からなくなるところでしたが、最初に鼻腔を刺激した感触そのままに答えました。
土佐あかうしのボルドー産赤ワインブレゼ 根セロリとポテトのフォンダン ロックフォールの香り。