認知症高齢者施設

デイサービスでは、

 

利用される皆さんの目的は

それぞれ

 

どうしても

デイサービスを利用したい!

…と、

ご本人が希望される事は

少ない

 

せめて楽しいひと時を

過ごして頂きたい♪

 

スタッフは

そう願っています♡

 

 

「はーい!

皆さーん!

 

歌の時間でーす!

好きな歌を、

一緒に歌いましょう~♪」

 

「あー… じゃあー… アタシ、

21ページの

『宵待草』がいいなー!」

 

そう リクエストしてくれたのは

20代の頃、

バスの車掌さんを

していたというアキ子さん♪

 

「はーい!

それでは―、

アキ子さんのリクエストで、

宵待草でーす♪」

 

 

…♪……♬……♪……♬……♪…

 

 

♪宵待草♪ 村上 幸子

 

 

宵待草

 

作詞  竹久夢二

作曲  多   忠亮

 

まてど暮らせど

来ぬ人を

 

宵待草の

やるせなさ

 

今宵は月も

出ぬそうな

 

…♪……♬……♪……♬……♪…

 

 

春から夏の夜に

花をつける

マツヨイグサ

 

竹久夢二は、

この マツヨイグサ を

『宵待草』と呼び

 

儚い恋心を重ねたという

 

大正ロマンを代表する

画家・詩人  竹久夢二

 

『七夕』1926年

『黒船屋』1919年


セノオ楽譜『言われぬ嘆き』
1924年

セノオ楽譜『アヴェマリヤ』
1925年

マンドリンを持つ 竹久夢二
堀内 清 宅にて 1911年(明治44年)

º◦*°。♡°◦*°º◦*♡°◦°*°。*◦♡

自らの悲恋をもとに

『宵待草』の詩を書いたという

 

失恋した夢二は

失意の中

雑誌に『宵待草』の詩を発表

 

その詩に感動した

バイオリニストの

多忠亮 (おおのただすけ) 

作曲を手掛け、

 

大正7年に楽譜が出版され

 

感傷的な詩と曲は 

共感を呼び


多くの人が

口ずさむようになったそう

 

 

*。◦º♡*◦º*。◦º♡*°。*◦º*。◦

 

 

ちょうど、今の季節

咲いていますね

 

淡い 黄色の

『宵待草』

 

可憐なお花ですね 🌼  º*。♡◦º。°

 (写真はお借りしました)

  

 

 

またね~ ◦。 * º*◦。♪◦*☆