聡明でありながら、マグマのような情熱を秘め、誰にも負けない行動力と、強い信念を持つひと。
あなたは自由を愛し、自分もひとも縛ることなく、目的に向かってひたむきに挑戦し、戦い続ける勇者だ。


『虎穴に入らずんば虎児を得ず』
偏官の星を持つひとを一言で表すならば、この言葉だ。

少々のことでは動じない胆力を持ち合わせ、大きな成果を得るためには、ときに戦うことや身の危険を冒すこともいとわない。
楽な道を選ぼうとはせず、いつも目的に向かって邁進していくバイタリティがあるからだ。
偏官の人にとって、リスクというのは自分を突き動かす原動力にすぎない。戦術を練ることに長けているが、リスクとは何か?について考える前に行動に移してしまうのだ。


そして、虎が我が子を命がけで愛情をかけて育て上げるように、偏官の星の持ち主は情に厚い。
他人に対して自分のことのように、体を張って守るのだ。言葉よりも、自然と体が勝手に動いてしまうような感覚だ。
大切だと感じれば、自分と他人との境界線が薄れてしまうくらい、温かく強い愛情を注げる。
『自分のものは、人のもので、人のものは自分のもの』そんな目線を持っているからこそ、勇者のごとく立ち向かうことができるのかもしれない。


自分の強い信念のもと、成功のための一歩を踏み出す勇気と決断力と共に、常識や古い観念を超えていく。
動きながら考え、考えながら動き。
ときに一人で自分と向き合い、ときに仲間を引き連れながら挑戦していく。
あなたは、自分が自分の人生の運転手になれるひとだ。
それはまるで、タロットカードの『戦車』のように。
陰と陽のバランスを取りながら、まっすぐ進みコンフォートゾーンを抜けて行く。
そんなあなたの背中は美しい。


強さを見せ、愛を秘め、自由を愛し、挑戦し続ける偏官の星の持ち主は、
決して偏ってなどいないと、わたしは推命したい。



晴海たお