ALOHAりんご

 

 

去年の秋にも

’ohana」というタイトルで

ブログを書きました。

 

インドから友人3人が

猪苗代にやってきた話。

 

同じ釜の飯を食べるって

家族みたいなもの。

 

田舎だと、あちこちで

’ohanaを感じる。

 

つまり、血縁関係がなくとも広意義のfamily

 

私の好きな映画

Fast&Furiousシリーズ。

車の映画だけど、やっぱり’ohana=familyの話が続いていく。

この感じがすごく好き。

 

 

田舎に行くと、

ほとんどが 'ohanaである。

暮らしている集落の人はもうすでに

他の集落の人に比べると'ohana。

 

 

私の家の親戚のおうちが

道を挟んだ下にあって、

猫が居るおうち。

 

私が来たときにはおじさんもおばさんも居たんだけど、

おばさんはすぐに認知症のため、施設に入り、

おじさんは夏過ぎから肺癌が発覚してちょっと遠くの病院に

抗がん剤治療しに行っている。

ずっとは入院出来ないみたいで

たまーに数日だけ帰宅出来る。

 

それを、猫達は心待ちにしていて

 

今週はおじさんが帰ってきているので

猫達はうちには来ない。

 

それでいい。

 

忙しくしていると、おじさんが帰ってきたこととかも

気付かなかったりするのだけど、

最近は時間を少し余裕をもたせて

暮らすようにしているので

 

今回は、おじさんに会いに行った。

 

 

シイタケを取ってきてくれたり、

ちょっと話を聞いたり、笑い合ったり、

ほんとにそれだけで良い。

 

ほんとは、坂を登るだけでも、肺が辛いはずなんだけど、

シイタケ持ってきてくれたのが嬉しくて、

 

 

昨日は朝からお弁当を作って

病院食ばかりのおじさんに地元の食材のご飯を届けた。

ほんと、たいしたものじゃないんだけど、

せっかくおうちに帰ってきて

たまには人の作ったご飯食べたいかなーと思って

持っていったんだけど、

すごく喜んでくれたみたいで

 

仕事から帰ってきて、

ご飯を炊こうとしていたら

 

おじさんがやってきて、

 

自分とこで作ったお米を

かなり沢山、分けてくれた。

 

「お米」

 

お米をわけてもらうって

 

ものすごく’ohanaなこと。

 

この米は特別美味しいからって

重たいお米を持って、坂を上ってきてくれた。

 

 

お米を買わせてもらったりは、ある。

だっておいしいから、知り合いの作ったお米の方が

断然良い。

 

こんなに沢山分けて頂いたのは

はじめてなので

ほんとに、

じわっときた。

 

 

またいつでもなんかあったら言いなさいと

まるで家族のように

赤の他人である私に

お米をわけてくれる。

 

なんだかなあ。

うるっときた。

 

引っ越ししてきてから

「お米」が

 

ただの食べ物以上の何かに思えてくることが多くて

 

稲作と共に季節が移り変わることや

お米に対する人々の意識なのかな、

ほんとに美味しいので

他のお米食べれんくなる。

 

顔の見えるお米を頂く。

 

’ohanaのつくったお米を頂く。

 

 

おじさんは週末からまた

病院に戻る。

 

 

 

猫達と一緒に

私も

下のおうちの電気が点くのを

毎日待つのだろう。

 

きっとおじさん達は

長い事

上のおうち、今私が住んでいるところの

電気が点くのを

こうやって待っていたのかもしれないとも思う。

 

 

すごく派手なことは出来ないけれども

 

地道な積み重ね。

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