その方の症状はほとんど無症状で、一時自宅療養になったのですが、母親との二人暮らしで介護が必要な親をどうするかで、とても困ったそうです。
かかりつけの病院に相談したところ、たまたま空きがあり、入院を許可してもらえて親ごさんは病院に行くことになったそうですが、
濃厚接触者の親ごさんは、タクシーなど使えないので、防護服を着た、感染者専用の輸送車を手配せねばならず、あちこち電話をしまくって、その車を手配するのも、とても時間がかかり大変だったとおっしゃっていました。その親ごさんは陰性だったそうです。
もし自分だったら、少し手前に止まってもらってうちだと分からないように、ダメか。防護服の人が来るから近所にバレバレだわ。
そんな、余計な心配をしていた矢先、
冬休み入ってすぐの昼間、ご近所で、防護服の輸送車が止まっていたそうで、公園の近くのお宅で、子供がたくさん見ていたそうで、うちの子も見ていて、すぐに近所で噂になってしまいました。
最初に話してきたママ友には、後でメールで、「あまり噂するのやめたいいよ、その人、帰りにくくなってしまうから」
と伝えたら、
「そうだね、もうしないわ。ありがとう、お互い気を付けよう。」
との返事がありました。
今、コロナに感染した人を差別、排除するより、
自分の家族から出たとき、自分がなった時のシュミレーションをしっかりしておいて
お店に物があるうちに、充分備えておくのが、重要だと思います。
療養期間が終わって帰ってきたときに
「お帰りなさい。大変だったね。」
と言える、優しい地域であって欲しいです。
神社の枝がバッサリ切られた楠です。
年末の寒波にお気をつけ下さい。
