Happy Birthday @ Hotel Nikko Alivilla #1 | ☆アメ女 BY NATURE☆ - アメリカ男トノ イロイロエロエロ デスガ。。。何カ?

Happy Birthday @ Hotel Nikko Alivilla #1

私達は、お互いの誕生日が近く、たった一週間違いだった。その為、彼と祝った誕生日のうちの一回は、二人分を一緒にしてお祝いした。 



この年は、一ヶ月前ほどからお互いにこの事について話し合い、プランを練った。彼の誕生日と私の誕生日がちょうど一週間違いなので間に週末が入る、その週末を利用してリゾートホテルに二人で泊まる事にした。その周辺に数あるリゾートホテルの中で、私には、2つのお気に入りのリゾートホテルがあった。その内の一つは、以前にサミットに使われたもので、インドネシアのホテルの雰囲気を持つ。Baliバリに住んでいた私はちろんそこを気に入っていたが、すこし遠いのであまり利用することはなかった。そしてもう一つの方は、家から車で飛ばせば30分くらいのところにあるホテルで、サンタフェ調とでも言うのだろうか、ちょっとスパニッシュな香りを漂わせているホテルである。



Okinawa沖縄のホテルは大概、県内割引がある。県内に住所があれば、割引料金でホテルに泊まれるのだ。私はそれを利用して、よくリゾートホテルに逃避行をした。小さい島なので、ふと現実から離れて逃避行したくなるときがあるのだ。ただ島なので簡単には県外に出れないので、そういう所や、もっと北の方の何も無い場所などによく出かけた。



そのサンタフェ調のホテルには、宿泊だけでなく、泳ぎに行ったり、撮影に使ったこともあったし、内地からのお客さんを案内した事もあったし、只 ホテル内のお土産屋さんに掘り出し物を見つけに行ったり、ただお茶をしに行ったりと、とにかくそこの雰囲気が好きで、ちょくちょく足を運んだ。だから私は彼とホテルの話になったとき、一番先にこのホテルの事を話した。彼もすぐに快諾してくれて、私はそのホテルに予約を入れた。



誕生日まで、そのホテルでどんな風に過ごそうかと、暇さえあればそんなことを考えていた。きっと彼もそうだったであろう。。。ところが、途中で、この日が休みの日にもかかわらず仕事場の野暮用が入った。仕事場の事なので、完全に無視するわけにもいかず。。。彼に話した。もちろん、快く「大丈夫だよ」と言ってくれたのだが、この事はあとで少しだけ影を落とした。



当日、朝から私はその仕事場の野暮用の支度をしている。距離で言えば、私の家からそのリゾートホテルまでの、半分弱の場所にあるお店で本人とその家族も参加していい形での会食であった。それは、それで、何も無い日なら、結構良い週末のプランである。が、その日は「私の」ではなく「私達二人の誕生祝いの日」だ。仕事場の人に言えば、気を遣わせて「良いよ楽しんできてね」といわれるだろうが、その優しさが辛いし、「彼の誕生日のお祝い」も、押しやるわけには行かない。ましてや、一ヶ月も前からお互いの為に、練っていたために彼にも夢や妄想が膨らんでいるはずだ。それを、壊すわけにもいかない(今考えると、アメリカ人にしては頭の固い、気の短い男だったので特に(笑)。)。まぁ、考えても仕方が無いので、二人で会場に向かった。まぁ、そこそこ普通に歓談して、いわゆるPolitics(政治的で儀礼的な挨拶)がここで行われている。若い彼にとっては、うんざりと言った所だろうか。でも、私がそういう公の場所にパートナーとして彼を連れて行くこと事態を彼はとても喜んでくれて、嬉々としてくれたので、その場の雰囲気が彼にとって居心地の悪いものだとしても、彼はそれを口にはしなかった。



しかしこの日は、彼にとってOne of those days(運の悪い日)でもあった。会場へ着くときに入り口で車をぶつけそうになり、そこでやる気を失いかけたのに、Politicsが行われている場所で仏頂面するほど子供でもなかったので、なんとか気分を持ち所耐えるのに、なんだーかんだーでこの会が長引き始めたのだ。彼が二人の誕生祝を楽しみにして居たからこそ、ここで大人気なくも気分を害していたのだろうが、私としては軽いパニックだった。



私のブログの中にも良く出てくるこの人に、当時の私は心底惚れていた。とても芯の強い人で、自分にも厳しかったが人にも厳しかった。8歳年下とはいえ、尊敬できる所があったからこそ、年下を避けてきた私が落ちた人だ。そういう人に、怒られるのはやはり、私でもちょっと、イジケル。私の親友は私に本当の事をいつも教えてくれるので、彼女は「Randyは、アメリカ人の癖に固すぎるし、気が短いし、Honey Bun、アンタしかあんなのと一緒に居られる人はいないよ(笑)。私だったら5分と持たない」と笑っていた。年が上がって来て、色々な人を見てくると、そうだね、なかなか扱いにくい人だったね、と思う。今の私は、男の人に包まれる事になれてしまって、もうあんな荒馬には乗れないだろうと思う。でも、そんな彼でも身内に連れない日本人と7年結婚して居た経験のある私には100倍温かく、甘く感じる事ができたし、なにより、彼には信じるものの強さと純粋さがあり、私はそこに惹かれていたのだ。



暫くして、気疲れしてしまったのだろうか、彼の不機嫌を感じ取って、私はそそくさとそこから逃げ帰る事にした。そこでの義理は果たしたし、コレイジョウ怒らせると本気で今日のお祝いが台無しになると嫌だから。二人は私の家においてあった荷物を取りに戻り、私はそこで彼の機嫌を伺った。やっぱり、ご機嫌斜めである。確かに、本当ならお昼頃にはチェックインできて、今頃室内プールの水の中でイチャイチャしている頃だ。それが、今はもう既に4時になろうとしている。この不機嫌にどうしたら良いかと頭を全開にまわして、単純に酒を作った。単純だ。でも、彼はお酒に弱かったので、まんまと私の作戦に引っかかった。すこし緊張の意図がほどけてきた。



数日前の私の誕生日に、軽く前祝をした。その時に彼が私にA dozen of Roses(1ダースのバラ。アメリカ人男の間ではちょっとしたカッコいいレベルの贈り物である)を、私の為に用意してくれた。彼がすこし緊張の解けた様子で、そのバラが飾ってあった玄関へと歩いていった。私はキッチンのシンクの上に腰掛け、タバコを噴かしている。彼がなにやら両手で持ちながら、キッチンに戻ってきた。「Honey Bun, you have a little plastic bag?(小さいビニール袋ある?)」彼の太くてごつい指の隙間からは、真っ赤なRose Petals(バラの花びら)が、はらはらと零れ落ちていた。「?」という表情をしている私に、「I felt sorry for them but ... I have a plan with them(バラには悪いと思ったけど、僕はこれで計画があるんだ)」と彼が微笑んだ。その余りのかわいさに、ビニール袋を取りに来た彼の首を捕まえて私は彼にKissをした。彼が、その花びらを自分の荷物の上に置きに行きシンクの上に座っている私のところへ戻って来て、「Happy Birthday Honey Bun...」と言う言葉と共に、今度は彼からKissを貰った。私達はやっと、もう始まっているはずだった特別な日を始める事ができたのだ。その瞬間に私達は我慢できなくなって、シンクの上に座った私は、私の脚の間に立つ彼のベルトを引っ張り緩め、そのまま愛し合い始めた。シンクの高さと、彼の腰の位置の加減がちょうど良く、あれは良い Make Love (メイクラブ)になった。



そんな事をしている場合ではなかったのに(笑)。



私達は、日が傾いた道路を30分ほど車で走った。大きな国道を海沿いに走り、読谷で、左に折れる。そうすると発った十数分前までは、観光客も多い栄えたエリアだったのにいきなりサトウキビ畑が並ぶ道に出る。その道を奥へ奥へひたすら入ると、目の前に広がる明るいAquaアクア色の海が目の前に広がり始める。そのホテルは、サトウキビ畑を抜けた先にあった。



私は自分のハンガーにかけてある黒いドレスだけを運び、あとは彼が運んでくれた。ポーターが来て荷物を引き取り、レセプションに行く。私がチェックインをしている間に、彼がどうもこの雰囲気に緊張してしまっているようだ。。。カレハ ワカイカラネ。彼はソファーに一見優雅に腰をかけていたが、彼の表情からみて私には彼がすこし緊張しているのが分った。私がすばやくチェックインを終えて、ポーターに荷物を頼んで、彼のところへ行く。私は、ここでもし私が彼に「緊張しているの?」と言ったら彼の男としてのプライドを傷つけるか、または恥ずかしい思いをさせるだろうと思って敢えてその事には触れなかったが、彼は自分から素直に「なんか緊張してしまう。。。」と言って微笑んだ。彼のそういう真直ぐな所が好きだった。「さぁ、Keep your chin UP Baby...(あごを上げて胸を張るのよBaby...)」



荷物を部屋に置き、遅刻してきた私達は残り少ない時間の為に少し急いだ。もう辺りがすこし暮れてきている。まだ3月なのでいくら日の長い沖縄でもこの時期はこんなもんだ。私達は、Okinawa沖縄の西側に居たので、海に沈む夕日を見れるはずなのだがこの日は曇りで見えなかったので、ビーチには下りずに、ホテルの庭をゆっくりと歩きに行った。Okinawa沖縄は、東京に比べると見上げれば驚くほどの星がみえる。しかし、この辺まに来ると海は暗いし、街の明かりがほとんど無いので、北部のやんばる程ではないが、それでも目が回るかと思うくらいの数の星が見える。



私達は、松明(たいまつ)の明かりの中、プール際に立ち中から電気で照らされた水の中を見た。実は、私はこれに弱い。Okinawa沖縄に限らず暖かい土地で暮らす事の多かった私は、こういう水を見てしまうと、どうしても入りたくなるのだ。それでも3月で結構寒かったので、我慢できずに脚だけはつけることにした。予定は大幅にずれていた。室内プールも、ドレスに着替えてレストランで食事をする事も、どうやらままならなそうだ。私は黒のタイトスカートのすそをめくり、Victoria's Secretの31/2インチヒールのサンダルを脱いで、プールサイドで彼と水遊びをした。すこし戯れたあと、サンダルを履いて歩き出したら、濡れた足で革製のサンダルを履いたせいか、べロッとサンダルの足を乗せる部分が剥がれてしまった。私達は、自分達の計画がどんどんぶっ壊れていく事がおかしくなって、笑い転げた。



壊れたサンダルを片手に、プールの奥を進む。そこにはプールサイドバーがある。インドネシアでは10年近く前からそういうのはあるが、日本では余り見ないかなぁ?そのホテルのプールサイドバーで私が気に入っている所は、服を着ていても陸からも行けるところである。私達は、時間が許さないので、水着に着替える事も無くそのままバーの中に入っていった。薄暗い洞窟の中のような作り。私と彼しかお客さんはいない。私と彼は小さいテーブルに席を取りワインとチーズを頼んだ。彼が嬉々として「この曲、僕の大好きな曲なんだ。これは、CDなのかな?それともCabeleかなにか?」飲みものもチーズも雰囲気も、そして曲も彼は気に入ったようだ。そういう彼を見れたことが私にとって最高の贈り物だった。すっかり気分がよくなった彼が、テーブルの上で私の手を握る。でなくても可愛い顔が、すっかり出来上がってもっと甘い顔になっている。私はそんな彼の顔を見ると、すぐにイタズラしたくなる。私のテーブルの下で組まれた上の脚は、彼のほうへ伸びていく。私の足の指は、彼の熱くて硬いものを探す。彼は私がよくそういうイタズラをするので、慣れてはいたが、二人で目を見詰め合って良い雰囲気に浸っているときに急にされれば、さすがの彼も驚いた。彼が一瞬両手をかざし、微笑みながら「そりゃないぜ」という仕草をした。「But it's ok honey, 'cuz nobody else's here...(いいじゃない、誰も居ないもの)」←人が居てもやるくせに



気持ち良い顔もできないし、声も出せないし、彼は複雑だったかもしれないけど、私は、彼のこぼれる息を聞くために、暫く止めなかった。。。バーテンダーは私達をほほえましく思って無視してくれていた。ひとしきりして彼が目で合図する。



Honey, let's get out of here...(もう行こうぜ)」







妄想ふくらむ続きは、また明日ねん♪





       ☆↓私達がお気に入りだった洞窟BAR☆

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