Too Good To Be True / 美しすぎる人 #1 | ☆アメ女 BY NATURE☆ - アメリカ男トノ イロイロエロエロ デスガ。。。何カ?

Too Good To Be True / 美しすぎる人 #1

今週のTBステーションのお題を読んで、草稿中に眠っていた記事の事を思い出したので、仕上げてみた。この話は、私としてはちゃんと文章で形にしたかったものなので、書いているうちに凄く長くなり、話をいくつかの場面で分けた。で、今回は「出会い」の部分となる。







San FranciscoのNinja(忍者)







この人は、私が落とし穴に落ちるようにうっかり再び、しかし真剣に恋に落ちた人だ。





私達に与えられた時間は初めからたった1週間だった。。。 





当時彼は22歳で、私と10歳程離れていた。彼の名はN。仕事場でお世話になっていた人の息子さんだった。私はきっと美しい男にお願いされると歯止めが利かないんだと思う。。。30女が22の青年と恋に落ちてしまうのだから否めない。。。



Nのお母さん、すみません。。。



いや、真面目に。。。




でも、真面目に愛していました。。。スミマセン




それは、ある日突然に。。。





その日は、仕事場の上司の家でHomepartyが開かれる日だった。





本当に心から誓って恋に落ちるつもりなど、このparty(パーティー)に行くときに思っても居なかった。職場のParty(パーティー)、うちの職場が幾ら大きなセクションとは言え、もうどれも見慣れた顔で、何を、どうでも、無いからだ。



一ヶ月ほど前から招待状のカードを作り、招待客の人数を調節し、Catering(ケータリング。出張クッキングサービス?)の手配をしに行き、上司への贈り物などを用意しに駆けずり回り、通常の業務とは別の仕事が嵩んでいた。



当日、Party(パーティ)は午後の3時くらいから開かれた。私はのっぴきならない事情で1時間ほど遅れて到着した。すでに、みな酒が適量に入り良い雰囲気になっていた。規模の大きめのこうしたPartyでは、人はちらほら遅れてくるので、まだ到着していない人も居て、遅れてもそう気にならない。私は上司への贈り物を運ぶ役目があったので、すこし遅れて行った方が、都合が良かった。上司は接客に追われていて、玄関先に出迎えに来なかったからだ。私は、同僚と相談してその贈り物を上司の家の一つの部屋に隠す事にした。そのため、家の奥の方に暫くいて、他の同僚達にカードに寄せ書きをお願いしていたりしていた。15分くらい経った時、私はその部屋から出て、広い庭へとparty会場に繋がるリビングに出た。



誰かが、居る。。。 



私はHuntingをする夜以外は、日ごろ余り知らない人や関係ない人に目をやらない習性がある。Okinawan オキナワンの友達は、道を歩いていてもすぐに「あ、同級生だ」とか、人をすぐに見つけるのに、私は、昔から誰かに「OOOに居たでしょ?」とは言われるものの、私が誰かにそれを言った事がない。だから、その時も、視界の隅に誰かを認識したものの、私からは目を向けなかった。まだ、会場に行っていなかったので、庭に出て一通り挨拶をする。休日のParty(パーティー)だったので、皆、見慣れない格好で参加していた。私も例外にもれず。そして、その光景は新鮮で気分が良かった。



でもどちらかと言うとこのPartyの開催をバックアップする側だったので、急いで周れるだけ周って、招待客と酒と挨拶を交わした。すると、暫くして同僚の一人が私を呼ぶ声が聞こえて、リビングに来いと言うので、家の中へ戻った。



するとそこにはさっきの「誰か」がいる。凄く背が高い。190cmはあるだろう。私は初めてその人を認識した。彼は、自分の中の美しい場所を知っているのだ。彼の服装はそれを物語っていた。黒いシャツを着て、黒に近いダークグレーのパンツ。髪は黒くて長くそれを後ろで丸めて日本製のChopstick(箸)で器用に留めている。力強い眉、エキゾチックなダークブラウンの目が綺麗だ。。。鼻も男らしい小鼻をもち、唇がふっくらしていてそそる。彼はAmerican Japanese,ハーフだ。とにかく美しかった。彼は、多くの女性に囲まれて困っているようにも見えた。私が部屋に到着するとすぐに彼のお母さんが言う、「Honey Bun、これNick、私の息子、San Franciscoに住んでて、あと一週間で帰らなきゃいけないんだけど、宜しくね。」私が「宜しく」と軽く彼と目を合わせた。私が挨拶する後から、若い女性社員達が寄ってたかって「いくつなの?」「彼女は?」「私じゃだめ?」「あんた彼氏居るでしょ?私は?」。。。私はただ、彼の困った顔を見ていた。その時、彼はまだ22だと知った。



私は、庭に戻り仕事に戻った。うちの部署は全体としては巨大なセクションだったので、ボスの部屋に居る私は小セクション毎のSupervisors(上司)とは、毎日顔を合わせるが、そこから下のほうは余りに多すぎてよく分らなかった。普段あまり顔を合わせない人がいる為、こういう時になるべく話をする。そろそろ日が沈み、9月半ば、涼しくて心地のいい夜が降りて来た。。。みんなも酒が回り宴も絶好調に進んでいた。「奥さんと別れる気はないんだけど、なんかあったら宜しく」と、酔っ払って訳の分らないセクハラ発言をするSupervisor(アメリカ人)も出てきた。。。全く



彼が22歳と聞いた時点で、私のターゲットから外れていた。それまでは全く縁のなかった、というか避けて通ってきた「年下」なのに、何故かその頃は年下とばかり縁が生まれてしまい、アメリカ人の男は日本人のそのくらいの年の男よりも精神的に発達しているが、それでも、もう年下から足を洗いたいと思っていたからだ。



しかし、私は美しいものを見るのは好きだ。私の背中は、ちゃんとあの「誰か」がどこに居るのかは感じていた。私がセクションの人と話している間に、その「誰か」は、私の背後に回っていた。彼は一人のSupervisorと話をしていた。いつの間にか彼の弟も遅めに到着して彼の傍にいた。彼の弟とは、仕事場でよく見かけて面識があった。突然「Honey Bun、ちょっと」と彼が話していたそのSupervisorに呼ばれた。私は「来たな」と思った。でも、あくまでも冷静である。



トシシタハ、ターゲット、ジャナイ



どうせ、男と女の話をしていたんだろう、と思っていた。年も、環境も、仕事も違う初対面の人たちにそう共通の話題などないからだ。初めは質問をしていくが、それでも話が切れると「you have a girlfriend back in the states?(アメリカに彼女はいるの?)」と、おじさん的発想の展開である。Supervisorが紹介しようとする「He's N(彼はN)」、だから私は「Yes, I know. I already met him earlier(はい、知っています。先ほど会いました)」。

断っておくがアメリカ人の職場はそれほど敬語にこだわらない。よっぽど位の高いボスと話す機会ではないなら、同じセクション内なら「Yeah」「yep yep」「Okey-dokey」状態である。それは気が楽なところで、私の好きなところだ。特にうちのセクションでは、私が「Sir, you got a phone call」などと言おうもんなら、電話の相手は差し置いて、「Honey Bun, WOULD YOU PLEASE STOP USING SIR TO ME?(お願いですから、Sirという言葉を使うのをやめていただけますか?)」という状態であった。



話戻して。。。

「もうすぐ、彼は帰らないといけないそうだ」とSupervisor。私はすこしガッカリした。この会場でThe one and onlyたった一人の「美しい人」だ(彼の弟はカワイイ、本当にカワイイ弟的な存在だし)、そりゃこのPartyに居てくれた方が、ターゲットじゃないとは言え、嬉しいではないか。するとSupervisorが、「さっきから彼に、OOOさんはどう?△△△さんはどう?って聞いているけど、誰でも無いんだそうだ。」と言い出す。それを聞いて展開が読めてきた。Supervisorは続ける、「彼は、Honey Bunと話がしたいらしいよ。」。私は心の中で焦った。22歳。一週間で居なくなる。まだ学生。ターゲットではないのに、どうしたら良いのか?でも、彼のお母さんには日ごろお世話になっているし。。。


そしてこの人はこんなにも美しい。。。


すると遠くで彼のお母さんが写真を撮るといってみんなを集めていた。彼の弟Mの周りには例の若い女性社員たちが群がっていた。そちらの方を見ていたら、例のSupervisorが私とNの腕を掴んで、強引に写真を撮る方に押した。



私とNはそのまま庭の中央へ押し出された。その時Nが「I gotta go. So can I have your phone number? Well how should I do? I don't have a cell phone.(行かなきゃならないんだ、だから電話番号を教えてくれる?あ…でもどうしよう、携帯も持っていないし…) 」と彼が私に言ったその瞬間である。さっきまで彼の弟に群がっていた若い女衆が、なにやらこちらに向かって直進してきた。当然彼女達はみんな酔っ払いである。



Hey he's my boy, what are you doing?(彼は私のものよ、なにしてんの?)」



おいおい、もう口が回ってないよ。はぁ?誰がアータのものだって?私は訳が分らず「Nothing really(別に)」と肩をすくめて微笑むと、今度はNが私を引っ張り、彼の弟Mが、その子たちを引き離そうと散らしにかかった。協力しあう兄弟(笑)。Nは既に、弟Mの携帯を借りてきていて、私の電話番号を入れた。彼の弟は未だに彼女達を一人ひとり羽交い絞めにしたりヘッドロックしている。彼のお母さんの声が聞こえる「へーい、写真撮るよぉー」



私達は芝生の真ん中で職場の主要人物 みんなの間に挟まれて最初の写真を撮った。何故か私達が真ん中になった。あの私のBig Bossですらちょっと左より。そしてあのおせっかいなSupervisorはお仲人のように彼の右側に立っていた。そして黒人の若い彼氏と同棲しているのに、Nは私のものだと絡んだ子は、写真の中でも彼の弟Mにヘッドロックされている。







「美しすぎる人#2」に続く。。。






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今夜のBGMは、コレね↓♪

 








アーティスト: Usher

タイトル: Confessions Part II/My Boo







☆「Blin' Blin'♪/(金属じゃらじゃら)#2」は、下↓にあるよーん☆