レンヌに帰ってきました。





おぉ寒っ。





気温15度、雨

  




Gさんの風邪頂戴するタラー





さて、




『ヨーロッパ文化遺産の日』と言うのが




9月21、22日にありました。





毎年、美術館などが無料になったり、





大統領が住んでいるエリゼ宮や




パリの市役所、




フランス銀行など、






普段入れないところが公開されます。





で、だいたい事前予約で





すぐ満員になります。





出遅れたので、どこも予約できず。





来年は必ずエリゼかフランス銀行へ行く!





あと、アランデュカスの工場見学や





ギャラリーディオールも面白そうです。





カルティエやらブシュロンのアトリエ見学も




興味深いですねぇ。




確かに、チョコもファッションも





『フランスの文化遺産』ですもんね。





そこまで頭回ってませんでした。




気づいた頃には、時すでに遅し。




なんか行けるとこ無いかなぁって




探してたら面白いもの発見。




CHANELのアトリエ、




『le 19M 』




予約不要で公開。





行きたい。




行きたい、行きたい!!





予約不要って、





さすがCHANELさん!





太っ腹!





他のブランドは早々定員オーバーやのに






19Mって何?


https://www.le19m.com


フランスの名だたるファッションメゾンを

陰で支えている素晴らしい技術を持つ

12個のメゾンが、

この1つの建物に集計してるんです。

特にオートクチュールで発揮されます。


19M

19はマドモアゼルの誕生日で

  ラッキーナンバー

Mはメティエダール、モード、マン(手)の

  頭文字



なぜここに?


素晴らしい技術を持っていても各々

金銭面、後継者問題、職場環境、

色んな問題がありました。

日本の伝統工芸も同じですね。

その存続の危機から守ったのがCHANEL。

CHANELの傘下に納め、

パリの色んな所にあったアトリエを

より良い環境でより良い作品が作れるように

19Mに集結させました。

もちろんCHANEL以外も作ります。





どんなメゾンが入ってるの?



Atelier Montex

ゴツゴツした石やビジューを使った刺繍のアトリエ


Desrues

コスチュームジュエリーやボタンのメゾン

CHANELのアクセやジャケットのボタンは

このデリュ製


ERES

水着やランジェリーのメゾン

日本からは撤退しましたが、

パリにはブティックがあります


Goossens

金のコスチュームジュエリーやインテリアのメゾン

こちらもパリにブティックがあります。


LEMARIÉ

羽飾りやフラワーのメゾン

CHANELのカメリアはこちらで作られています。


LESAGE

刺繍や美しいツイードを織るメゾン。

今回はこちらが公開予定。


Lesage Intérieurs 

刺繍のインテリアのメゾン



Les Ateliers LOGNON

プリーツのメゾン


Maison Michel 
帽子のメゾン
日本でも人気の帽子ですし、
パリにブティックがあります。


Massaro
靴のメゾン
昨年の文化遺産の日はマサロだったそうです!
見たかったぁ。


paloma 
Flou(デリケート素材)ドレスを作るメゾン


Studio MTX
スタジオモンテックスは
アトリエモンテックスの刺繍を建築に用いるスタジオ。
ホテルとかCHANELブティックに使われてるんでしょうね



こんな感じの12のメゾンと


ルサージュの学校、



ギャラリーが入った19Mに行きました!



今回見学できるのは、


今年100周年を迎える


ルサージュだそうです。



19Mまでは、家から約1時間の距離。



しかもGさん風邪でダウンなので



ひとり旅。



場所が、セーヌ=サン・ドニって言う



治安があまり良くない地域の近くなので



気をつけて行くように忠告され、



午前8時のバスに緊張しながら乗り込む笑い泣き




朝でまだガラガラのバスに乗って


オペラで乗り換えて無事に到着!




建物のまん前にバスが泊まったので良かった!





入館証代わりの


le19Mのバッチを貰い、




30分ほど並んだら入れました!


軽い持ち物チェックがあり、


6人くらいのグループで



いざ潜入!!




まずは建物の説明からありました。




そして、アトリエの説明と特徴。




ワークショップで作られた



パリの地図。



上の方の濃いグレーの部分が


アトリエ•モンテックス



こんな感じで


石やゴツゴツしたビーズエンブロイダリー




下の方の薄いグレーが


メゾン•ルサージュ


小さいビーズが使われていて



セーヌ川のヨットも細かい作業!



右側のカラフルな部分が


ルマリエ



羽やお花のエンブロイダリー




それぞれメゾンの特徴が出てますね。




次はどんなものが見られるのか



楽しみ!




つづく