数年前、入りきらないおもちゃを母の家に持っていきました。

子どもが実家に行ったときに遊ぶ用として、です。(そういう名目で?)

おもちゃにはだいぶ苦しめられました。

買ったのは全部私なんですよね。

 

子どもって小さいころはいろいろなことに興味があって、

あれが好きかな、これが好きかなって

いろいろな種類のおもちゃを買い与えていたと思います。

毎月届く知育系、テレビアニメの変身グッズ、絵本、おままごと、着せ替えのお人形

ほとんどすべてのタイプを買っていたと思います。

 

今思うと、あの頃は、持っていないとかわいそう、と思っていました。

ワンオペだったので、子どもがかわいそうにならないようにって本気でそう思っていました。

 

でも結局、そのものたちに苦しめられる。

ブランドのお洋服は特別な日に、と思っていたらサイズアウトしたり。

その頃は新しいものを常に家の中に招いていましたね。何かを買わずに帰ってくることはなかったと思います。

 

たくさん持っていれば幸せになれるし、

他人からも幸せに見える、そう思っていました。

ものをたくさん持っている人って、同じことを考えてるんじゃないでしょうか?

一度手に入れると、手放すのって難しいですよね。

 

整理整頓の仕方って学校で習わないし、(現代は習う?)

ものは大切にって言われるから、どんどん増えていきます。

 

次女にはまた別に買い与えて、

その後、息子が生まれ、次は男の子のものが増えました。

 

捨てられないから、人にあげたりも散々しましたが、

もらったほうも結構困りますよね。

 

先日こんなことがありました。

法事で会った親戚に、お下がりの靴をもらったのです。

それも14年近く前のものでした。

合皮のフォーマルシューズでしたが、

綺麗だったのでずっと保管しておいたのだと思います。

 

でも履かせてみたら、劣化した皮がポロポロ落ちてくるのです。

なので一度も履かせることなく処分してしまいました。

 

使ってくれるなら、と手放すことを決められたのだと思うので

気持ちだけいただくことになりました。

 

やっぱり欲しい!と言われたもの以外はまだ使えるものだとしても

処分したほうが良さそうです。

 

実家のおもちゃも見直ししないといけません。

ちゃんと向き合って、手放していこうと思っています。