先日、新橋演舞場で行われているワンピース歌舞伎Ⅱを見てまいりました!



おい、大輔。勉強は??


知らねェ!!!(ドン!!)



時には息抜きも大事(笑)


ある知人の方に誘われたのがきっかけで行くことができ、とても楽しい時間を過ごせました!



ここで

ワンピース歌舞伎Ⅱってなんぞ?

っていう方もいらっしゃるとおもうので

本当にとっても簡単に説明すると、ワンピース歌舞伎Ⅱとは

”歌舞伎風ワンピース劇場”

であると思います。


私は歌舞伎もワンピースもあまり詳しくないので稚拙な表現になってしまいましたが…



”歌舞伎”

と聞くと聴講者へのハードルが高いように思えますが、全くそんなことはなく老若男女楽しめる作品だと思います。

(私が観に行ったときは意外と女性の方が多かったのが印象深かったです。)

内容としてはワンピース劇場なのですが、歌舞伎の綺麗で派手な衣装であったり、役者さんが見得を切ったりと、歌舞伎の要素もしっかり組み込まれていて、とても見やすいものとなっておりました。



構成は第三部構成で大ボリューム!

演出はド派手な演出も用意されていて

え?中には室内でこんなことやっていいの?

という演出もあり圧巻です!



ワンピースも歌舞伎も詳しくない私ですが、めちゃくちゃ感動しました!

ストーリーはもちろんのこと、役者さんの本物の役を感じさせる演技!細部までこだわった演出!観客を楽しませようとする工夫!

どれをとっても一流のものでした!



まだ観に行ってないという方は11月25日まで公演しているので是非足を運んでみてください!




そんなこんなで

楽しかった公演もおわり、その日のうちに夜行バスにて帰宅する予定だったので、夕飯を軽く食べてからバスタ新宿に向かう予定でした。



お店に入り

おいしいご飯を食べていたら

とんでもないことが起きたんです


なんと


役者の嘉島典俊さんがお店に来てくれたんです。



え?(笑)

ってなるじゃないですか



もちろん、私にではなかったのですが…


カラクリは私を誘ってくださった知人の方が、嘉島さんと知り合いであり、そもそも今回の公演は嘉島さんの招待だったそうです。


それで嘉島さんは知人の方(とおまけにその場にいた私)に会いに来てくれたのでした。



さっきまで舞台のうえに立っていた方が劇が終わって30分ほどしかたっていないのに会いに来てくださったんです。

その上、初めて会う私にもサイン入りのパンフレットと、お土産をくださいました。

…なんと良い方なんだ!

と感動。



嘉島さんは劇中で


ブルック、赤犬、ニューカマー・サッチン


と三つの役をこなされた方で、6歳のころから舞台に立ち、ずっと演技をされている大ベテランです。


劇中で旗を振る演技をなさっていて、嘉島さんは上手で特に際立っていたのを覚えています。

(もちろん他の方の演技もすごかったです。)


そんな方が、長い公演でお疲れにも関わらず、私たちを一緒に食事をしてくれたんです…!


(一緒に食事をしている時の写真。初めて会う私にも親切に接してくださいました。)



そこで大輔、こんなチャンスは滅多にないぞ!

と思い色々と質問させてもらいました。



嘉島さんにとって演技とは?こだわりは??

初対面の人には語れない(というかよく考えれば失礼ともとれますね)ことを教えてくださいました。



その嘉島さんとのお話の中で感じたことが2つあります。



一つ目は

とても仕事に対して”こだわり””誇り”をもってやっているの方だなと思いました。

嘉島さんは役を演じるにあたって

例えば

「この役の人物はたばこを吸うのだろうか?吸うとしたらその吸い方はどのようなものか?それが、この役にどんな影響を与えるのか?」

など(実際にその役の人物がたばこを吸うかは置いといて)


役になりきるために、素人が気づかないようなことにまでこだわり、考えるそうです。


だからこそ、舞台で人を圧巻させるような演技ができるのだと思いました。



二つ目は

お客さんのことをとても考えて仕事をされている方であると印象を受けました。


嘉島さんは仕事のやりがいを


”お客さんがよろこんでくれること”


と仰っていました。

この言葉って口で言うのは簡単ですが、実際にできるかどうかは別物だと思います。


例えば、今回の食事もそうですし、食事中の我々に対する親切な態度もそうです。


自分が疲れてる中、それを感じもさせず人に接することって中々出来ることじゃないと思います。

(連日の公演のせいか声が枯れていました。)



演技にしても、すごく細かいところまでこだわりをもって臨めるのは、

お客さんに喜んでほしい。

といった強い気持ちから出てくるものなのではないのでしょうか?

そして、それを叶えるため、ものすごく努力と経験を積まれて来たのだと思います。




何というか、一流の方って言うのはこの様な方のことを言うのかな感じました。



仕事にやりがいやこだわりを持って

人のために仕事が出来て

その仕事が自己を充実させて

最高のパフォーマンスを生む。



この様な好循環を作れる様な方が世に出て活躍していくのだと思います。



こんな方に出会えて、お話が出来たなんて

もうただただ尊敬と感動と感謝です!



最高の一日でした!



さて、

息抜きもしたし、勉強がんばりますかー