出産について、記録として残したいと思います。



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写真は、初めて息子を抱っこしたときのもの。初抱っこまで1ヶ月。長かった(´;ω;`)



3/31、入院前日に産婦人科を受診しました。
6ヶ月検診も、1週間前にしたばかり。
理由は、前日からのお腹の痛み。痛みといっても、お腹が張るという痛みではなく、一部分がずーっと痛くておかしいな⁉︎と思ったからです。痛みがMAXのときは、歩くのも辛いくらいだったし、胎動でこんなに痛いのか⁉︎それとも、子宮筋腫が痛むのか⁉︎と、不安になったので受診しました。



きっと子宮筋腫が痛むんだろう、なら痛み止め欲しいなぁ…なんて思っていたのですが、予想に反して「赤ちゃんが同じところを蹴っているから痛いのでは⁉︎」とのこと…「子宮筋腫が邪魔して、ずっと逆子の状態だから同じところを蹴ってるんじゃないかな」ということで、問題無しと言われ、その日は帰宅。



しかし、夜になると痛みは激しくなり、眠れないくらいに。痛い痛いと苦しみ続け、うとうとしながら朝になりました。



なんとか起きて、旦那さんを見送ってトイレに行ったところ、なんと出血。急いで旦那さんと病院に連絡をして、病院からすぐに来てくださいと言われたので、戻ってきた旦那さんと一緒に病院へ。



痛みと眠気に耐えながら診察してもらったところ、なんとなんと即入院。えぇ⁉︎昨日は大丈夫だったのに⁉︎と驚いていたけど、先生に冷静に「子宮口開いちゃってるから、生まれるまで入院かもね」と言われ、そのまま入院となりました。



速攻で張り止めの点滴がスタート。お友達から副作用の話は聞いていたので、これか‼︎ホントに暑い‼︎動機ヤバ‼︎手が震える‼︎と冷静に受け止め、感心していました。



昼食を出されあたりから点滴が効いたのか、痛みが落ち着いてきたので眠気が。入院の準備を旦那さんにしてもらい、夜になり晩御飯を終えたあたりから、分娩室で点滴とモニター確認を3時間おきにするという治療がスタート。



前日寝てないので朦朧としつつ、点滴の副作用と激しくなる痛みに耐える。夜中、看護師さんから「旦那さんって呼んだらすぐに来れますか⁉︎夜勤のお仕事じゃないですよね⁉︎」と聞かれヤバイのか⁉︎と不安になりましたが、赤ちゃんの心音は元気とのことでした。



そのまま朝になり、先生に診察してもらったところ、不安的中で赤ちゃん降りてきてしまって、見えてしまっていると告げられました。



すぐに旦那さんが呼ばれ、NICUのある病院に搬送することと、今生まれてしまうと蘇生が難しいので、最悪のケースを覚悟してくださいと言われました。



最悪のケースなんて考えたくないけど、不安過ぎて号泣しながら、点滴第二弾がスタートし、さらに強い副作用と陣痛と戦うことに。



自分でも、どんどん下がる頭の位置が確認できて、必死で痛みをこらえいきまないようにしていました。なかなか搬送先が決まらず、1時間後くらいにようやく搬送先が決まり救急車へ。



救急車の中でも、今産まれたら蘇生が難しいけど頑張ります的なことを伝えられ、泣きながら痛みに耐え続けました。早く着いてー‼︎と心の中で叫んでいたら、先生が電話でカルテの間違いを指摘し始めたり、渋滞にイライラし始めて何とも不安な気持ちになりました。足をさすり続けてくれた旦那さんと、励まし続けてくれた救急隊の方の優しさが嬉しかったです。



ようやく(といっても17分)病院に到着して、すぐに手術の準備に入りました。モニターを付けて赤ちゃんの無事を確認出来てホッとしたけど、「これジェルネイル⁉︎落とせないよね⁉︎」とか「マツエクだよね⁉︎コンタクトしてる⁉︎」とか何回も聞かれちょっとイライラしちゃいました。



子宮筋腫があるのと、逆子の体勢ということで、帝王切開の手術ではちょっと大きめに縦に切るなどの説明を受け、手術室へ。



朝ごはんを少し食べてしまったので、全身麻酔ではなく、下半身だけの麻酔になりました。この麻酔の注射が痛い‼︎最初は動いてしまい、やり直しに。すぐに麻酔が効いて痛みから少し解放されて少し気持ちが落ち着きました。



そんな落ち着きもつかの間、手術開始でまた痛みとの戦いに。麻酔が効いているけど、触られている感覚はあるので、とっても不思議な感じでした。あっ、切られたなとか、お腹開いたななんてのが何となく分かります。手術中は意識をしっかり保っていたので、余計にそう感じたのかもしれません。



そしていよいよ、赤ちゃんを引き出すのがスタート。これがホントに痛い。お腹の中を力いっぱいグイグイ引っ張られてるような感じで、叫びまくりでした。泣き声聞こえるのかな⁉︎と思いましたが聞こえることなく、麻酔の先生から「生まれましたよ、おめでとうございます」だけでした。



ここからがまた長くて痛かった。まだ22週と4日だったため、子宮が分厚くて切るのも縫うのも大変だったみたいです。縫うためにグッと寄せるのも痛いし、なんかもういろいろ痛くて、手術中は叫び続けて喉カラカラでした。



そんな手術も無事に終了。終わった時に先生から、「子宮筋腫が大きすぎてお腹を開いたときに赤ちゃんが全然見えなくて、予定より大きく切ったから痛かったのかもしれません。」と言われました。結局、おヘソの下から15センチ切ったそうです。



手術が終わって少し待機している間に、いろいろ説明を受けましたが性別を教えてもらえず、いつ教えてもらえるのかとそわそわしていましたが、教えてもらえずじまい。後で自分で聞きましたw男の子と分かったときは嬉しかった♡



急な入院で大部屋が空いてなくて、最初の1日は個室でした。麻酔が効いているし、個室も快適だし凄くホッとしました。出産当日は息子に会いに行けないと分かっていたので、早く旦那さんに写真を見せて欲しかったのですが、全然戻ってこない。手術終わって2時間くらいでようやく戻って来ました。どうやら私と息子の入院手続きでいろんなところに行き、時間がかかったらしい。



やっと見せてもらった息子は、小さくて小さくて(´;ω;`)でも、何となく旦那さんに似てて可愛かった♡




術後、6時間からお水が飲めるようになり、起き上がることも可能になりました。この辺までは麻酔⁉︎薬⁉︎が凄く効いてて、快適でした。




消灯時間過ぎても眠れず、ぼーっとしていたら助産師さんが来て搾乳がスタート。もう母乳⁉︎てか出るのか⁉︎と驚きましたが、すんなり母乳出たので、助産師さんと凄いですね‼︎を連発してましたw




そこから、3時間置きの搾乳生活がスタートしましたが、息子のために今出来るのはこれしか無い‼︎と決意して頑張りました。大部屋に移動してからは、搾乳室遠くて大変でしたが、痛みに耐え歩いたし、男の人が間違ってドアを開けてしまい、何とも嫌な思いをしましたが、母さん頑張り続けました。




壮絶な出産の余韻に浸る間もなく、搾乳に追われた入院生活でしたが、無事6日で退院出来ました。病院も快適だったし、看護師さんも助産師さんも優しくて良かったです。搬送先の病院は自分では選べないけど、ここで良かったと思えました。




息子は無事に生まれてくれたし、私も元気に回復しているのでこうやってブログに書いていますが、こんなツライ思いは二度としたく無いというのが正直な気持ちです。



時間が経てば、2人目考えられるのだろうか⁉︎



1ヶ月検診では、2人目を考える場合は子宮筋腫を取ってからと言われました。また、普通分娩では母体が耐えられないので帝王切開と言われました。どちらも、同じ病院にお世話になった方が良さそうでした。



母体が危ないと言われ、息子残して死ねない‼︎と思ってしまったので、しばらくは2人目のことは考えないでおこうと思います。息子が落ち着いたら少し考えてみようかな。



長々失礼致しました。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。