金曜日の夜
ボルちゃんは
わたしの化粧ポーチを受け取りに
伏見の実家に寄ってくれた
何を思ってか?
ボルちゃんが取りに来る日に
両親は近所の中華屋へ
夕飯の外食に出てしもて
ボルちゃんは
やっと仕事を終わらせたのに
10分ほど待たされたらしい
ボルちゃんとお付き合いを始めて
もうすぐ6ヶ月になる。
メールのやり取りを始めてからは
すでに6ヶ月を過ぎた
早いなぁ。
あっという間
初めて出逢ったのは
ゾロ目が揃う
世間で「いい夫婦の日」と
呼ぶ11月22日
わたしが
こんな恋人がいいなぁと
リストを書いた9日後
壱岐島へ
八木さやちゃんの
(離婚したら名前はどーなる?)
自分ビジネスWSに参加しに行って
帰ってきた直後だったのね。
龍光大神さまに
お願いした直後というわけ
ボルちゃんとは
龍光大神さまが
繋いでくれた縁なのかも
ボルちゃんって上品で
いかにも育ちがいい
という言動の人なのね。
お父さんは自衛官
お母さんは教師をされてた。
他のふーぞくのお客さんとは
すごく異質な人だった。
かっこよかったし
スマートだし
女にモテそうだし
こんなとこ来なくても
あなたは女性に困らないでしょ?
というタイプ
ビジュアルもいいし
気前もいい
女から好かれそうな要素満点な男
それがボルちゃんなの
そのボルちゃん
お金を払って遊びに来てくれた
わたしに
いきなりま○こ触らないで
と言われてスネかけたらしい
わたしに乗っかられて
やだもう!入りそうやん
って言われて
俺 全然動いてへんし
と思ったという
おまけに
バックで逝ってしまい
え?もうイっちゃったの?と
わたしに言われたらしい
俺 お金払ってるのに
なんでそんな事言われなあかんの?
って思ったと
笑って聞かせてくれる
この日の事は
あんまり事細かに覚えてない
でも、わたしなら全部言うたやろね
人生でどれも
女性から言われた事のない
言葉だったらしい
だからなのか?
ボルちゃんは
この初めて逢った日から
わたしの事が気になって気になって
わたしに逢いたくてしかたなくなったらしい
わたしはすぐに忘れてた笑
2回目会うまでは。。。
二度目に逢った日
ボルちゃんは
るなさんに逢ってから
俺めっちゃ運がようなってん!
るなは私の源氏名
と、ボーナスが過去最高額になった事
別居嫁に男がいて結婚したがってると
6歳の娘に聞かされた話をしてくれた。
嫁の不倫の話しながら
運がよくなった!と言う彼が不思議だった
そして素敵な人だと思った
彼は嫁と全くうまくいってなくて
家を出たとこだった。
そして人生最大に自信を失ってた
俺の人生なんでこんななったんやろ?と
落ち込んでた時期だったらしい
彼の口ぶりから
女性不信、女性嫌いなんだなって
感じてた
ボルちゃんは自信無くしてたし
わたしは話した
ボルちゃんはよくやってるよ
自分を褒めてあげて
あなたはすごく素敵だよ
HTLにまだ入ってなかったけど
だんだん自己受容が進んでたわたしは
ボルちゃんにそう話して
抱きしめたんだよね
ボルちゃんはタオルで顔を隠して泣いてた
そして言った
今日は俺 勃たへんと思う
俺 女の人に癒しを感じるとあかんねん
性欲湧かんようになる
そんな風に言った
でも結局は
わたしの愛撫で
彼はめっちゃ勃ったし
もちろん逝った
わたしの中で
特別な存在になった