ビリー•ジョエルのヒット曲「just the
way you are」。
彼の人気を不動のものとした大ヒットアルバム「Stranger」からのシングルカットです。
この曲には二つの邦題があります。
アルバムでの邦題は「そのままの君が好き」でした。
シングルカットに当たり「素顔のままで」というタイトルに変更されました。
「そのままの君が好き」の方がしっくりくるのは私だけでしょうか。
先日、飲食店のUSENからこの曲が偶然流れてきたのを耳にして、非常に懐かしく感じました。
ピアノマン≒ビリー•ジョエルも65歳になるそうです。
「素顔のままで」
「素顔の…」
「素顔…」
「すがお…」
…
「すがも…」
「巣鴨…」
というわけで、前回に引き続いて今回も巣鴨です。
「japanese soba noodles 蔦」をいただいて、一旦巣鴨駅まで戻り、白山通りを渡り、巣鴨地蔵通商店街方向へ。
「おばあちゃんの原宿」としてあまりにも有名なこの通り。
久しぶりに来ました。
「とげぬき地蔵」で知られる高岩寺に立ち寄ってまずお詣りしていきます。
さらに通りを進みます。
平日の昼間だというのになかなか盛況な商店街です。
郵便局手前の路地を入ったところに「蔦の葉」はありました。
こじんまりとしたカフェのような外観です。
知らなければラーメン店とはわからないでしょう。
早速店内に入りました。
入口脇にある券売機で「塩そば」の食券を購入し、空いている席に着席しました。
先客は4名、後続客は2名。
厨房は「蔦 本店」同様にカジュアルスタイルの2名体制でした。
完成まで薀蓄を読んで待ちます。
しばらくして「塩そば」が配膳されました。
チャーシュー、材木メンマ、刻み玉葱、ベビーリーフといったトッピングです。
では、まずはスープから。
「蔦の葉」が「蔦」と違うのは、「鴨」の存在だそうです。
鴨の丸鶏と香味野菜のスープに魚介和風出汁を加えたスープ。
真昆布•煮干し•大量の肉からの旨味を塩ダレと合わせたそうです。
各食材のバランスがとれていて、塩分も突出していない分厚いスープ。
鴨独特の風合いも感じられましたが、煮干しや魚介系の合間に見え隠れするという状況。
某ラーメンサイトでこちらのレビューを読みますと、レビュワーによって塩分が高かったり、或いはそうでなかったりばらつきがありました。
私にとっては特段問題ありませんでした。
麺は「蔦」で打ったストレート中細麺。
この舌触りと食感はいいですね。
たおやかなのに噛むとしっかり小麦感を感じます。
いやー旨いなぁ。
チャーシューなどのトッピングは丁寧に作られていますが、あくまで補完的な立ち位置。
あっという間に完食•完飲です。
ごちそうさまでした。
経営者が同じで、同じ巣鴨という街での出店ということで「蔦 本店」とどうしても比較されてしまうのは致し方ないところでしょう。
大西氏はお一人しかいないわけで、当然身体も一つしかありません。
「蔦」「蔦の葉」どちらも成功するためには、人を育てることしかありません。
「蔦の葉」が「蔦」や大西氏のネームバリューによる集客から脱却していき、本当の意味で軌道に乗るか否かは「蔦の葉」のスタッフにかかっていると思います。
成功を祈っております。
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