喜納昌吉&チャンプルーズの大ヒット曲「ハイサイおじさん」。
ウチナー•ポップの代表的な曲として知られています。
志村けんの「変なおじさん」の替え歌の原曲としても有名です。
三線をたしなむ私ですが、この曲も練習したことがあります。
軽快なリズムと独特な琉球音階が特徴の曲ですが、実はうら悲しい歌詞だったりします。
「ハイサイ」「ハイサイ」…「はい、サイ」「はい、菜」というわけで、
この曲を口づさみながら、自転車を走らせたのは本八幡の人気店「菜」。
ご近所ではありますが、なかなか訪問できず、毎年歳末に訪問するのが恒例となってきています。
約一年ぶりとなります。
夜の部の開店10分前の午後5時50分、店頭に到着しました。
行列はありません。
あれ?もう開店してるのかな?
早速、扉を開けて店内へ。
あらあら、カウンター席の空きはあと2席。
早めに開店していたようですね。
あらかじめ注文するメニューは決めていたので、大塚店主に「濃口かつおのラーメンとチャーシューご飯ありますか?」と尋ねました。
大きく頷かれたのでお願いしました。
カウンターには12月の限定メニューが貼られていました。
あれ?これ昨年の12月と同じですね。
平日の夜限定なので、千葉都民の私には絶対無理な高嶺の花です。
しばらくするとラーメンが配膳されました。
おや?
丼が変わりました。
以前は並盛りはスクエアな形状の独特な丼、大盛りは普通の丼だったのが、今回は並盛りでも普通の丼で提供されました。
他のお客さんの丼を見ますと、全員が普通の丼でした。
「濃口」というネーミング通りのビジュアルです。
では、まずはスープから。
鰹節の風味がかなり強いです。
カエシも強め。
中太ストレートの自家製麺は、相変わらずのモチモチ食感。
スープにも負けない存在感です。
「濃口煮干」ばかりいただいていたので「濃口かつお」は初めてでしたが、私的にはこちらの方が好きですね。
いただいている途中に裏メニューの「チャーシューご飯」が提供されました。
真空低温調理チャーシューの走りとして知られている「菜」の極上チャーシューがいっぱい載せられています。
ラーメンスープと交互に口に運ぶと最高ですね。
あっという間に完食•完飲です。
ごちそうさまでした。
大塚店主お一人で、全てのことをやってらっしゃるアットホームでハンドメイド感たっぷりの良い店です。
ご子息がご店主がかつていらした某有名フレンチに就職されたとのこと。
パティシエ志望だそうですが、蛙の子は蛙なのでしょう。