麺屋 一燈[豚骨一燈+ジャコ明太ごはん]限定150食 | 漫遊記
B級アイドルは、その存在自体の記憶が怪しく、ましてやシングルのA面のタイトルすら記憶に残っていない曲も多いです。

シングルのB面の曲なのに何故か覚えていることがあります。



麻生真美子&キャプテンのデビュー曲「恋の免許証」のB面「シンガポール・スリリング」もそんな曲です。

キャプテンは、松本伊代のバックで踊っていたスクールメイツ出身の二人組。

麻生真美子は、先日の選挙の際に久しぶりに名前を聞きました。


何故この曲を思い出したのかといえば
新小岩の人気店"麺屋
一燈"がシンガポールへ海外初出店を決めたからです。



その感謝祭イベントが9月15日(日)に開催されるとの情報が、ホームページやメールマガジンに掲載されました。

東南アジア視察に行かれた坂本店主から「向こうでは豚骨や家系が人気あるんですよ」と聞いたことがありました。

まさか、その時は"一燈"が豚骨で海外進出するとは夢にも思いませんでした。

「豚骨 一燈」としてシンガポールで提供されるラーメンを"無料"で150食振る舞うという太っ腹な企画。

これは行かないわけには行きません。

気がかりは台風接近による大雨です。

夜半までは雨が降っておらず、これはいい方に天気予報が外れてくれるかなと思ったのもつかの間、午前2時過ぎに神奈川県に大雨強風波浪注意報がでました。

やがて、予報通りに雨が降ってきました。

うーん。

今回のイベントの整理券配布時間は午前8時となっています。

何時に行くかがポイントですね。

"無料""150食""8時""大雨"…様々なキーワードが決断を鈍らせます。




店頭に到着すると猛者達が並んでいました。

私の予想よりは少なめの人数でした。

時折、風雨とも強烈になったりして、服も靴もびしょ濡れです。

結構キツいです。



行列は伸びていきました。

やがて、続々と一燈の店員達が出勤してきました。

整理券の配布開始予定は8時でしたが、台風接近を勘案して30分早目に整理券を配布し始めました。



整理券を受け取るとき、坂本店主から
とんこつラーメン、いっぱい食べてきたみたいですけどお手柔らかにお願いしますよ。」と言われました。

一旦帰宅して、再集合時間まで休憩。


再び、店頭へ。

並んでいますと、店員が整理券を確認しにきました。

10時30分、真新しい暖簾を手に坂本店主が登場。



気象状況を勘案して、30分繰り上げて開店となりました。

第一陣で店内に入れました。

店内には豚骨臭はほとんどしません。



卓上には、紅生姜・胡麻・おろしにんにくといった普段の"一燈"にはないアイテムが置かれていました。

先頭から二杯ずつ作られていきます。

切刃がないので麺は青山さんにお願いしました。」と坂本店主。

程なくして、九州博多とんこつラーメンとジャコ明太ごはんが配膳されました。



「スープは"呼び戻し"ができなかったので濃厚ではありません。」と坂本店主。



チャーシュー・青葱・キクラゲのシンプルなトッピングです。

では、まずはスープから。




坂本店主のおっしゃる通り、確かに濃厚とは言えません。

しかしながら、スムーズで飲みやすく、旨みがつまったスープです。

「今回はラーメンよりも明太子ですね。」と坂本店主は説明されていますが、どうしてどうしていいじゃないですか。




麺の茹で加減は私にはジャスト。

もう少し固めの方が博多ラーメンらしいという方もいらっしゃるかもしれません。

どんどん進みます。



あっという間に麺と具は完食です。



続いて、ジャコ明太ごはんにかかります。

寿司屋さんに頼んだという出汁につけた高価な明太子は、流石に旨いです。

坂本店主の旺盛なサービス精神からジャコを合わせたのでしょうが、シンプルに明太子ごはんでも十分すぎるぐらい美味しかったと思いました。

とても、無料とは思えないイベントメニューでした。

ごちそうさまでした。




一燈を出た後、オープン直後のラーメン燈郎へ。

こちらの宮元店長が渡星して、シンガポール店の立ち上げを行なうそうです。

「改めて激励にきますね」と声をかけました。

「明日はダメですか?」と宮元店長。

明日(16日)は、限定メニュー"烏賊煮干つけ"を提供することをTwitterでツイートしていました。

残念ながら私は明日は仕事。

「すみません。仕事なんですよ。また激励に来ます。」と伝えて帰宅の途につきました。





Android携帯からの投稿