新小岩の行列店「麺屋 一燈」が4/21(木)から昼の部に新限定「にぼやん一号」の販売を開始しました。
今回のコンセプトは、坂本店主の尊敬するお店のひとつだという船橋の「赤坂味一」を目指して、ワンコイン(500円)で煮干しラーメンを提供するというもの。
船橋に住んでいたこともあり「赤坂味一」は知っていましたが、昼~夕方のみの営業時間で、日曜定休というサラリーマンにはハードルの高い店なので、いただいたことがありません。
土曜日の午前9時20分、開店時間の1時間40分前に「一燈」に到着しました。
小雨が降る中、先客3名。
上には上がいるものです。
開店準備中の坂本さんに挨拶しますと
「あまり期待しないでくださいよ。何しろ500円ですから。」
と言われました。
いえいえ、期待するなって方が無理でしょう。
坂本さんが捨てた段ボールはカネジン製麺の「匠の麺」の文字。
実はこの段ボールが後々別の場所で登場することに…。
行列は次第に延びて、開店前には30名近くになっていました。
午前11時定刻に開店しました。
順番に券売機で食券を購入して席につきます。
ありました「にぼやん一号」!
当然そのボタンを押下しました。
しばらくして「にぼやん一号」が手渡されました。
おお~っ!
間違いなく旨そうです。
煮干が香るスープからいただきましょう。
ほほ~っ。
思わず笑みがこぼれる煮干全開の極上スープです。
おだやかでかすかに乳化したトロトロスープは、奥深さも合わせもっています。
喉が鳴ります。
麺はカネジン食品の中細ストレート。
スルスル入っていきます。
麺量は並盛りで150gだそうです。
トッピングは、とても\500とは思えない内容。
メンマ、白髪ねぎ、玉ねぎみじん切り、水菜、チャーシュー2枚(豚肩ロース真空低温調理の端豚を煮たもの)といったラインナップ。
玉ねぎのみじん切りがめちゃくちゃ効いています。
『にぼやん一号』凄過ぎです。
「ごちそうさまでした」と立ち上がった私に、坂本さんからサムズアップ。
にぼやんに魅せられた私は意識朦朧状態で、サムズアップ返し。
東日本大震災の募金は忘れずに入れました。
いや~やられました。
師匠の店、同じ煮干系の富田食堂の中華そばよりもかなり完成度は高かったです。
限定は惜しいです。
限定だから提供できたのもよく理解できます。
ごちそうさまでした。