建築学科に通っている甥っ子の課題で

私達のお店を使ったそうです。
(事後報告、笑)
 
どんなのに使われたのか聞いてみると
 
自分自身のバックグラウンド(生活環境や、それを取り巻く周りの環境まで)を踏まえて
 
自分の部屋のディスプレイを考える?というようなニュアンスの課題でした。
 
 
私達のお店が
 
イギリスの古い車を扱っているので
それと関連付けて、靴屋さんをテーマに考えたそうです。
貰った動画ですが


ちょっと画像が速すぎて分かりづらいですが
 
私達のお店の紹介も少しありましたが
 
では、なぜ、
 
そう関連付けたかと言うと
 
 
イギリス人と言えば、靴を大事にする。
 
一般論としてですよ!個人的にはまた、別な話ですが…。
 
 
 
そうです、靴やジャケットに見られるステッチ
 
古くなったものを直した後
 
要は、つぎはぎの事です。
 
 
でも、何故かそれが、おしゃれに見えてしまう!
 
 
いいものを大事に着てる証拠なのです。
 
 
いいものを所有してるだけではなく
 
 
きちんと使いこなしている
 
 
だから、おしゃれなのです。
 
 
よく、「私、俺、それ持ってる!」
 
 
よく聞きますが、ただ持ってるだけ。
それは、ただの所有欲。
 
 
必要なものを、いいもので使いこなすことが本当の豊かさだと思います。
 
 
では、何故、イギリスの古い車
『モーリスマイナー』
を販売する事になったのか?
 
 
それは、もちろんデザイン性にとても惹かれた!
これが入り口ですが…
 
 
大きな決め手は、今でも、そのほとんどの部品を供給していて、大切に乗りたい人達が維持して行ける環境があるからです。
 
 
残念な事に、国産車は、使い捨ての道にあります。
 
 
国産車の古い車を維持していくことは、お金と労力が必要です。
 
何故なら、部品が無いから。
 
新車を買って欲しいから、全て古いものは廃止に追い込み、新車を買うように促す為です。
 
 
ただ、ただ、勿体無い!
 
そう思うのは、私だけですか?
 
もちろん、現代車にも良いところはたくさんあります。ただ、その仕組みが、なんとなく、心が痛む気がして。
 
 
そして、もう1つの決め手は、
 
近くに、それを手助けしてくれる
 
スペシャリストがいるからです。
 
これも、絶対条件ですよね。
 
とってもいい環境が揃った事に感謝です。
 
私が何かモヤモヤしていたものを
 
解消してくれたかのように
 
これだ! と思いました。
 
ほぼ毎日、普段使いとして使えます。
 
さっきの話の続きになりますが、
 
そうです、使えなければ意味が無い。
 
所有してるだけでは、
 
物を駄目にしてしまうだけ。
 
使いこなしてこそ、豊かになると思います。
 
 
甥っ子の課題の中で
 
『For men(women),shoes are important .
   Good shoes take you to good place.』
 
『いい靴は、主人をいい場所へ
                       連れて行ってくれる』
 
 
という、ことわざが出てきましたが、
 
もともとは、フランスかイタリアか、ヨーロッパの方から来たことわざのようですが、
 
いい靴の捉え方は、色々ありそうですが、
 
私は、ずっと履ける靴のことだと思います。
イギリス人にとっては特に。
 
素材が良ければ、履き心地や、はたまた、足のサイズが変わっても、皮を伸ばしたり、手を加えて履き続けられます。
 
そういう、深い意味もあると思います。
 
そこは、モーリスマイナーも同じ事なのです。
 
流行に流されやすい世の中で
余計なものに惑わされず、
 
必要なものを大事にしていく。
 
本当の意味で、エコだと思います。
 
 
あなたにとって、いい車とは、なんでしょうか?
 
 
甥っ子の課題は、選ばれたそうです。
 
 
今の世の中で必要な深い意味がある気がします。
 
私も、再確認できました。
 
甥っ子よ、ありがとう~。
 
 
いい言葉が見つかりましたよ~!
 
 
『いい車は、主人を
         いい場所に連れて行ってくれる』
 
ですよ!
 
 
きっと💕