昨日、寂しいニュースが流れてきました。

北海道帯広市で道東唯一のデパートである藤丸百貨店が自社再建を断念し、来年1月で閉店するそうです。

私は帯広に縁もゆかりも無いのですが、地方の地場百貨店が小さい商圏にも関わらず、孤軍奮闘している姿にひそかにエールを送っていました。

今や、県庁所在地・県域全体に百貨店が1つもない県もあるくらい、デパート経営は斜陽化しているのが現状です。

1階の化粧品売場にはCHANEL等、スーパーの化粧品売場には無いブランドも入っており、また百貨店空白地帯からのバスツアーなど、革新的なアイデアで経営努力をされていました。

個人的に利用したことは、帯広へ立ち寄ったときのみなので、片手で数える程ですが、(建設当時としては)ちょっと未来的な店舗外観など、他の百貨店と比べて、(東京で大きな建物を見ているのに)存在感の大きさに圧倒されていたくらいです。

一旦、閉店して藤丸の屋号は残して、店舗規模を縮小して再スタートとのことですが、どうか再スタート後にも末長く継続していただきたいものです。