今日で松山流整體師として
3年目を迎えました。

私はたった3年目。
開祖は今日で19年目。
たまたまタイミングよく
開業した日が同じ、7月1日でした。

現在では、松山骨格矯正院で開祖の施術と
スクール運営補佐を中心に、自身の施術を
月数名させていただいております。

私は一時期、この整体業界に勝手に失望し、
自身も體を壊して業界を去りました。

何百万もかけて資格学校や
セミナーに行きまくり、
ゴッドハンド(自称)と言われる人の
DVDを買い漁り、
人が勧めてくれた人に教えを乞いに
会いに行き…

どれだけ技術やカウンセリングスキルを
学んだとしても、
結局自分の心が渇望する、
人を根本から治す技と言うものは、
この世にない。

そして自分の痛みすら治せる技もない。
自分も治すことができないのに。
人様を治せるはずもない。。

もうこの業界は限界だ。
自分が情けない。
お金を払ってくれるお客様にも申し訳ない。
全てに嫌気がさし、業界を去りました。


失望の中、ガチで長時間、骨に直接触り、
手技で人を治す技をつくろうと試みた、
変態の先生に出会いました。

手で骨を正す整體に出会い、
一筋の光がさしました。

この技が自分の求める、
人を治す技ではなかったのなら、
この業界は何をしてもダメなんだという
勝手な結論を出して、
今世はこの世を去るんだろうなと
そこまで思っていた矢先、
この、手で骨に直接深く触り、
根本原因である骨を正すという技は、
私が渇望していた、希望の光そのものでした。


習いたての頃、袴で施術

袴、丹田に力入るからこれはこれでよかったな




今まで学んだ東洋医学、西洋医学、
筋肉、血管、リンパ、神経、内臓、
全てを骨に準えて考えると、
今まで点で、
謎だった部分が全て繋がっていきました。

筋肉も血管もリンパも神経も内臓も、
全ては骨格という枠組みの中のもの。
骨と言う主(あるじ)、軸があるから
カラダを動かす役割をしてくれる。



久高島 ハビャーンにて





前回のブログでも書きましたが、
いつの時代も
まだこの世にないものを
生み出す人というのは、
必ず人がやらないことをやる。。

そして、宗教や哲学や技、その他諸々…
今まで様々な分野での開祖がいるけれど、
『開祖』を超える人というのは、
結局、現れてこないものなのだと…

この整体業界に失望したのは開祖も同じ。
ただ、『ないなら自分でつくる』と、
その誰も挑んでこなかった
「矯正量の高い骨格矯正」をつくると、
この生き方に腹をくくった
開祖という1人の人間。

これが凡人と奇人の差なのでしょう。
凡人はやらない。
やっても諦めたでしょう。

1から10にもっていくのは
努力と経験で出来ても、
ゼロから1を生み出せる人は
ほんの一握り、
砂1粒程度の者にしかできません。

そこには人間の領域を超えた
神仏のお力添えが、必ずあった。

だからこそ、後に続く者たちは、
開祖という人間がこの世に生み出した
教え、道を、
歯抜け状態にせず、
できる限り余すことなく
後世に伝えていかなければなりません。



その教えを
エゴや自己満で
真実を変えることがないように。



私たちは先人達の残してくれた
その方の心を、
もっと敬わなくてはならないのだと、
この3年目にして
心に沁み入りました。






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整体業界だけではなく
どんな業界にも言えること

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どんなに不幸な生立ちでも

グレるなんて心にまだ余裕がある証拠

本当の恐怖を知ったら

グレる余裕はない

俺は俺の心に聴くから お前はお前の心に聴け