『罪悪深重の凡夫』
親鸞聖人は「すべての人間は悪人である」と言われた。
罪が深く悪が重いのが人間と断言した。
人間は自分が思うよりずっと、もっと謙虚に生きなければならないのかもしれない。
人は生きてく中で必ず失敗する。
失敗しない人などいない。
その度課題が与えられる。
起きた事実を認め、逃げずに向き合い、乗り越えた先にしか成長はない。
失敗が糧となるのは、乗り越えた人だけ。
先日、もうすぐ80歳になるお客様とお話しさせて頂いた。
『人間は一度どん底まで落ちなきゃいかん』
心にズシンと響いた。
どん底から這い上がってきた、ある街のドン。
この方の経験したどん底と、私が経験したどん底の深さは当然違うのだけれど。
師匠が以前、
「この世代の方々は體の使い方が上手い。(肉ではなく)骨で生きてきた。そしてちょっとした仕草や言動や立ち振る舞いを観て、人を見抜く眼がある。だから普段から八美道をしていなさい。普段できてない人間がとっさにできるわけがないのだから。たった一つの仕草で見抜かれる。」
と仰ったのを思い出した。
私:
どうしたらもっと品性がある女性になれますか?
師匠:
「自らが光るから神の光が入らない
自らが音を出すから神の音が聴こえない
自我を明け渡し、
神の下僕になる下僕になる下僕になる
下僕になりきれたら
神の一柱の光が入る」
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『新しい整體文化』を普及する
世界平和のための骨士道
大橋理絵