元々、ファンタジーやホラーが好きと言う性格な私は書店でそれっぽい表紙の小説を見つけてはあらすじをちょっと読んでみたり、スマホ片手に題名を検索し、少しでも興味が出たなら買ってみる!
そんな感じで購入することが多かったのです。
その日は夜勤明けで駅の書店をぶらぶらしながら面白そうなものを探していました。
そして角川ホラーの所で恒川さんの夜市、秋の牢獄を見つけ、前にも別の小説を検索していた時にちらっとこの方の名前を見た記憶があり、二つのあらすじを読んでみました。結果、夜市の方が面白そうだなと思い購入。
ある程度の暇潰しになれば良いか、そんな事を思っていました。
しかし、いざ読み始めると飯を食うのも忘れてのめり込んでしまう結果に。
欲しいものが何でも手に入る、
異形の店主達が不可思議なモノを商品として売る、
『夜一』
そこで主人公の青年が幼き日に手に入れたモノ。
そして失ったモノ。
ぼんやりとした恐怖と期待感、世界の中にある安寧の裏に潜む闇夜の世界。
とても面白かったです。たくさんの人が感想にあげている、読み終わった後に残る喪失感も確かにありました。

