明烏(あけがらす)
◆Wikipedia フリー百科事典
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E7%83%8F
◆落語あらすじ辞典 千字寄席
http://senjiyose.cocolog-nifty.com/fullface/2004/12/post_7.html
あらすじは省略します。
上の二つに目を通して戴ければOKです!(笑)
さてさて、談春師匠の明烏ですが
若旦那の時次郎は21歳でした(笑)
噺によって19歳20歳だったりします。
時次郎のホントの年は幾つなんでしょ?
花魁の浦里に至っては17歳18歳~!(゚Д゚;)
今の世の中の情勢を考えたら
21歳の方が問題にはならないのでしょうか?
艶噺・廓噺のひとつにも気を使う時代~?(笑)
立川 談春師匠の「明烏」の噺で、
特に印象に残ったシーンをご紹介します(笑)
時次郎をお籠りをしてこいと送り出す両親。
大旦那の父親は、立派な着物を着せて
お賽銭のお金もたくさん持たせようと
時次郎の母親である奥方に指示をする。
自分の聴いている他の師匠の噺と違い、
談春師匠の噺の母親はボロボロ泣く…。
「ばあさん、ボロボロ泣くんじゃないよ
時次郎は戦に行くんじゃない!!」
泣きながら息子の支度をするんですよね。
「ばあさん、ボロボロ泣くんじゃないよ
時次郎は敵討ちに行くんじゃない!!」
倅の帰りが遅いと心配をする母親の様子や
吉原へ行くのを心配する様子を伝えてた
噺はありましたが、ボロボロと泣く母親の様子は
今回、初めて聴きました(笑)
考えてみたら、息子が吉原に行くと言うのを
笑顔で送り出す母親は居ないよね~(笑)
以前に聞かされた、かなり年配の男性から
吉原に行った時の話を自分の両親にしたところ
父親はニヤニヤ笑い、母親には酷く怒られたと
言ってましたっけ…(笑)←リアルな話です。
花魁の浦里の部屋の箪笥の引き出しには
どうやら甘納豆が入っているらしいのですが
談春師匠の今回の噺の引き出しの中には、
甘納豆だけではなく「エダマメ」も入ってました。
以前聴いた談笑師匠の噺の引き出しの中には、
何も入っていませんでした。
「ナニやってるんだ、お前は?」
「いや、いつもなら甘納豆が入ってるんだけど?」
ご紹介した千字寄席のブログに書いてあるのは、
梅干しの砂糖漬けなんですね。知りませんでした。
ヘンタイはこんなところの違いにこだわっては
ニタニタ笑っているのです(笑)