初めての横浜にぎわい座。


場内の様子ですが、2階席と1階横の通路にも席がありました。
舞台幕の絵は横浜港。黒船・蒸気鉄道・大道芸人が描かれていて
文明開化の横浜のムード満載の舞台幕でした。



hone-bone-0531さんのブログ

【開口一番】


談笑師匠のお弟子さんの立川 吉笑 さんによる噺から始まりました。
11月に入門した元・予備校講師だそうです。演目は「道灌」でした。



【七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき】


長屋の物知り大家さんとお調子者の店子の話のやり取りから始まり、
太田 道灌が急な雨の中で箕(みの・雨具)を借りるお話へと進みます。

太田 道灌が歌道に暗かった(←ここがポイントです!)ばかりに
歌の謎かけが解らなかったというお話とその謎かけの意図を知った店子。

歌の意図する処を、提灯(←ここもポイントです!)を借りに来た友達に
さっそく語りたがりますが…。


噺のオチですが…????内緒です(笑)


道灌の落語は初めて聞きました。道灌の話は聞いて知っていましたが…(笑)
紙面の歌を詠むときに「七重八重~」ではなく「瀬をはやみ~(崇徳院)」には
意表をつかれ笑いました。面白かったです。


談笑師匠が懐かしさのあまり、前座時代の「寿限無」「時そば」を演じたのも
解るような気がします(笑)


吉笑さんが落語を終えて、高座をおりるとき座布団をひくり返す動作も
初めての yokohhama には珍しいモノを見るが如くに感じました。



吉笑さん、二つ目内定おめでとうございます。頑張って下さい。