それにしても始まらんなぁ? 北の方バカリ睨んでおると疲れて来るので、こんなん書いてみました。

 

[キングコング 髑髏島の巨神] TOHOシネマズ川崎 SCR 8

もろこしのチンコロ姐ちゃんが良かった。チンコロ姐ちゃん本格的大活躍の「もろこし版髑髏島の巨神」(当然あるだろう、アメ全員が流ちょうに北京語話すやつ)を見てみたい。チンコロ姐ちゃん、コングとダンスして、コングが最後に王子様になるんじゃないかい。もろこしアマゾンを検索してみようか。

 

[グレートウォール] 109川崎 シアター9  

「進撃の巨人」、「ブラック・ブレット」、「ストライクウィッチーズ」などなど、日本のマンガやアニメの数々のパク……いやリスペクトが目立つ作品でした。

それらをリスペクトしながら、万里の長城に結びつけたのがアイデアね。キングコングでちらり顔見せしたチンコロ姐ちゃんことジン・ティアン(景甜)姐ちゃんが、「進撃の……」のミカサといおうか、「ストライクウィッチーズ」のウイッチーズといおうか、リスペクトして大活躍するのが見もの。大活躍するんだけれど、この前、偉大なる指導者をコケにしてくれたイギリス人役のヒーローとは、たとえ遠い昔の古装編(だったっけ?)といえど結ばれぬ悲しい定めのヒロインでありました。もろこしでは「政治は芸術に優先する」。優先するから、あなた、攻めて来るどっかの半島の軍勢は魔法で醜い々々怪物に変えられている。東夷、西戎、南蛮……とやらはすなわちそういうことではありますまいか。怪物の女王とかいうのは、この前弾劾されて、いま牢屋に入ってる、あの人のことですよ、きっと。THAADとやらを配備したのを、かくも「もろこし人民」は怒っているのである。

 しかし、「グレートウォール」というのは、「もろこし」民族の住まう「もろこし」の地とは、せいぜい北限が万里の長城、やれ「南XX海」じゃの、「尖閣諸島」だの、沖縄だの、果ては太平洋を半分コなどと領土的野心をむき出しにするのは、危険が危ないと良心的な作家がこっそり忍び込ませた政府への忠言なのではありますまいか? 反戦志向、「平和」指向に免じて(★)。

などと(★)あげちゃうのも有事の、ご時勢というものなのかな?

 

[終末のイゼッタ] 

イゼッタちゃんが、魔女、空を行く、だとすると、これって、「ストライクウィッチーズ」ともろ、被ってるではないですか。となると……ウィッチの機関銃に対して、イゼッタは対戦車銃、なのか、ひょっとしたら、本来は、あの対戦車銃で、ヒコーキとか戦車とか、やっつける、という企画だったのではあるまいか? そこをさらにひねって、中世の槍とか剣とかで、ということになったのでは? と今回、はっと気づいたのである。まだまだ、発見はあるかもしれぬ、待たれよ続報! (「誰も待っとらんわい」)。

 

 

 

[GOSICK]

輝く凱旋興業! 米ファニメーション社から新しくブルーレィ化、合わせて、どうも英語版もでるらしい。これまでは日本語音声、英語字幕入りだけだった。 それが、どうした、かというと。いや、わし、気に入ったキャラには日本語以外も喋らせてみたいという習性があるようなのね。綾波レイ、式波アスカのエヴァンゲリオンなんぞ、英語版はもとより、仏語版、独語版、スペイン語版、イタリア語版と買い揃え、ロシア語版にまで、「だって、あっちが出すんだもん」と手を出して、レイやアスカのセリフの、その雰囲気が違うのを楽しんでおる。何、日本語セリフが耳に焼き付いておるから、何喋ってるかはおおよそ見当つくし。

ふふふふ、そこへ行くと「GOSICK」は、直木賞作家執筆の珠玉の原作だ。なにせ、主役キャラのヴィクトリカちゃんは、5か国語くらい喋るという才媛なのであります(って印欧語同士なら不可能ではないが)。英語版さえ出れば、良さが理解されて仏語版、独語版、と続々出るのではないか? と、OPEDの主題歌まで覚えてしまったH沢はほくそ笑むのであった。170503