ガールズ&パンツァー リボンの武者」

 

 「ガールズ&パンツァー」アニメは、次は「最終章」だ。という告知が出たのだが……「えー?! あれだけ、好評のシリーズをやめちゃうの?」とファンはやきもきするのだがぁ。まあ、これまでは、TVシリーズもOVAも劇場版も好調で好評のこのシリーズ。中途半端なものを作って欲しくは無いなぁ、というのもファン心理。

 それが……ここに原作、ガールズ&パンツアー製作委員会、脚本?鈴木貴昭 漫画 野上武志で、紙のマンガ展開されているのが「ガールズ&パンツァー リボンの武者」であるよ。まだ、紙の漫画だよ。しかし、紙のマンガがアニメになった例は数多ある。しかも、これが、まんざら現行ガルパンと繋がらないわけでもない。ここで描かれるのが、車重10トン以下(ちゅうことは軽戦車かな)の車両、ちゅうことは、アニメ「これがほんとうのアンツイオ戦だ」でも「ガルパン劇場版」でもしつこく登場していたアンツイオ高校のCV33とか大洗女子高ならば89式中戦車(TV版でもさんざん軽戦車と揶揄されてた)だが、(あ、38tチェコ戦車もだ)、この10トン以下車両を使う、正規の「戦車道」とは別個に裏のあるいは影の「野仕合」として発展してきた「強襲戦車競技(タンカスロン)」の発展史が描かれる。それが、次第次第に、このタンカスロンが、サンダース高を巻き込み、アンツイオ高を巻き込み、ついには黒森峰高校までが参入していくということになるわけなのだ。となったら、正規の戦車道で世界選手権大会開催をねらう文科省はどうする? あの悪役役人はどうするのか? とかいう、展開も気になって、いや、「ガルパン」次の「最終章」とかは新たな展開の……と想像、あくまで空想して楽しんでおるのです。新主人公、鶴姫しずか、松風鈴。その他多数……さて、もし仮に、「リボンの武者」方向へガルパンが行くのだとしたら、これは、ガルパンの更なるマニアック化、ということもいえるのかな。いまの戦車道で行けば、タイガー、パンサー取り揃えた黒森峰が圧倒的に有利、楽勝(だから9連覇?)ということになるからね。作者としては「あきたらん」ちゅうことかな。

 

これは、あくまで部外者の「勝手な観測記事」でございます。がぁ、案外当たってたりして……