11月8日 天草、もっこ

D_werehouseのオーナーさんから夕食の招待をうけて、「もっこ」について知り、天草の師匠、牛深の居酒屋で女将さんや他の客からも子育て体験を聞く。

通常のベビースリングは、段階調節ができても、赤ちゃんとお母さんの間にわずかなスキマができる。

天草の伝統「もっこ」は「無段階調節」赤ちゃんの体格にオーダーメイド、重心も高く、家事などの際、お母さんの腰負担が少ない。

聞いたとき、「これは凄いな」直感したの。

※私たちは「科学的に証明されているか」を正誤の基準と思い込まされているけども、

実際には、癌で余命宣告を受けても、自分の意志で病院治療をボイコットし、食べ物や運動を工夫して完治した人がツイッターのフォロワーさんに何人もいたり。

まだ、解明されていないことを「神秘」「不思議なチカラ」「病は気から」など表現されている。

私も、身体は機械部品ではなく、人間本来のチカラは凄いんだ!と思っている。

既成のベビースリング、標準設計なら、赤ちゃんはそれぞれの体格(個性)に妥協して、標準に合わせる事になる。

これが、天草のもっこなら、お母さんと密着する事になり、「言葉をしゃべれない段階」から、お母さんとは「身体感覚を使って密に会話」することになる。

お母さんからの愛情、言葉にならない感覚、全身で受けとる事になり、その後の成長にも影響してくる。

近代文明、効率化の先、今。

手放してきた伝統を年表的に重ね合わせれば、「不可解な暴力事件、キレれやすい人格、自己肯定感の低さなど」

時折ニュースで社会問題となる「なぜ?」に答えが出る。

わかりやすく物質的なものに気をとられてる間、

存在と存在、個性と個性、親と子の繋がりがおろそかになってしまい、本来の個性を見失うことにも。

様々に、複雑に関連することが

「今をつくっている」

まだ言葉をしゃべれない時代の「お母さんと赤ちゃんの密着」も、無数の要因の一つのはず。

あくまでも、これは、私の直感、肌感覚だけど。


もっこ師匠に届け物をして、師匠の紹介で現地の居酒屋へ。私が着くなり既に電話連絡されていて、暖かく迎え入れてくれました。

天草の居酒屋での会話でも、現地の人は「もっこ」を買うものだとは認識していない。

「もっこ」で背負ったら赤ん坊が泣き止む。

車の運転などチャイルドシートがだめなとき、背負って運転、警察に見つかっても違反だし、ブレーキミスで赤ちゃんが潰れてしまう。ヒヤヒヤだった。とかも。。。
※今だから言える笑い話

「もっこ」だと赤ちゃんも上機嫌!子育て苦労時期の話になると、居酒屋の女将さんや他のお客さんも、目が輝いて、楽しそうに語っていました。

母から子へ代々と作り方は受け継がれ、シーツや布団のリメイクで手作りしている。

だから、本来、他の地域の人は入手しにくいのだけど、

D_werehouse ≒ ㈱アルカ グランモッコ事業部
 
※公式サイト
取り扱い店や、通販の情報があります。


天草、牛深の「もっこ師匠」から製法、ノウハウの提供を受け商品化。入手ができるので、情報としてHP等、紹介します。

 



男性目線の子育てサイトにも、グランモッコ、紹介されていました~!





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